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ポルトガルから小型トラックのモロッコ向け輸出開始【三菱ふそうトラック・バス】

2014年10月21日

● ポルトガルからモロッコに向け小型トラック「キャンター」の出荷開始
● 三菱ふそうトラック・ヨーロッパは、小型トラックのグローバル生産拠点に
● 2014年1-9月のアフリカ市場の販売は37%増と好調

三菱ふそうトラック・バス㈱(代表取締役社長:アルバート・キルヒマン、本社:神奈川県川崎市以下:MFTBC)は、ポルトガルにある連結子会社「三菱ふそうトラック・ヨーロッパ(Mitsubishi Fuso Truck Europe Sociedade Europeia de Automoveis, S.A.:以下MFTE)」トラマガル工場から小型トラック「キャンター」を、モロッコ向けに輸出を開始したことを発表しました。

MFTEトラマガル工場は、1964年に生産を開始、1980年からポルトガル市場向けの三菱ふそう製品のKD生産を開始しました。現在、欧州向けの小型トラック「キャンター」のKD生産を行っており、ハイブリッドモデルの「キャンター エコ ハイブリッド」の生産も行っております。2014年で生産開始から50周年を迎え、1964年から現在までに累計20万台以上の車両生産を行ってきました。
この度、トラマガル工場で生産した、小型トラック「キャンター」を北アフリカの有望な市場であるモロッコ市場向けに出荷を開始しました。MFTEから欧州域外への輸出は、初めてとなります。

MFTBC取締役副社長・生産本部長の元山義郎は、「トラマガル工場は、ダイムラー・トラック部門として国際的に優れた拠点の一つとなっています。今回の輸出開始は、MFTEにとって歴史的なマイルストーンだけでなく、市場に近い場所で生産を行うという、当社のコミットメントとしての意味を持ちます。」と述べました。



アフリカは販売好調
2014年第1~3四半期(1-9月)までのアフリカ市場の販売台数は、対前年同月期比37%増の約7,300台に増加しています。またモロッコに於いては、対前年同月期比15%増の約1,400台と堅調に推移しています。

また、南アフリカでは、小型トラック「キャンター」をフルモデルチェンジし9月より販売を開始しました。同国では、Mercedes-Benz South Africa (Pty) Ltd. にて、生産・販売を行っております。

MFTBCセールス・アフターセールス本部欧米豪・中東・アフリカ・中南米統括部長の須藤康之は、 「三菱ふそうのアフリカでの販売は、各国の建設、輸送分野での内需の高まりにより、好調に推移しています。更なる新型車の投入により、中・長期的にアフリカ市場での成長をめざします。」と述べました。







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