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自動車用熱交換器のビジネス拡大【ケーヒン】

2014年10月17日

㈱ケーヒン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田内常夫)は、欧米のグローバルOEMメーカーとの取引が開始および拡大しましたので、お知らせいたします。

米国Ford Motor Companyと新たに自動車空調用熱交換器製品であるコンデンサーの取引を開始いたしました。北米の子会社では、5月に米国で発売されたLincolnブランド「MKC」向けにコンデンサーの納入を開始しました。同タイプの製品は、中国の子会社では「Kuga」向けに9月から量産を開始し、チェコの子会社でも「Focus」および「Escape」向けに11月から量産を開始いたします。くわえて、9月に米国で発売された「Mustang」向けにも別タイプのコンデンサーの納入を開始しております。

Volkswagenグループ向けでは、中国で昨年新たに稼動した佛山生産拠点「京濱大洋冷暖工業(大連)有限公司 佛山分公司」から、2014年秋より一汽大衆汽車向けにコンデンサーの出荷を開始しました。量産開始に向けて準備を進めていたメキシコ子会社においても、Volkswagen Mexico向けに2014年初めより出荷を開始しております。

このように熱交換器製品のビジネスが拡大していくなか、中国佛山生産拠点の年間生産能力130万台と、メキシコ子会社の年間生産能力70万台が加わり、グローバルでのコンデンサーの年間生産能力は820万台となりました。また、自動車空調製品とのシナジーにより競争力をさらに高めるため、タイに続き、北米でも熱交換器製品と自動車用空調ユニット(HVAC)との一貫生産を11月から開始する予定です。

ケーヒンでは、こうしたグローバルでの供給体制拡充をもとに、今後もお客様のニーズに対応した魅力的な製品の創出を通じて創り出し、グローバルのお客様へと提案してまいります。



【製品特徴】
● 加工技術によるフィン細密化で高性能を実現
● 完成車ニーズに合致したコンパクトなパッケージレイアウトの実現







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#2014年10月17日