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林業用グラップルローダ『UF30 / UF32 / UF35』の3機種を新発売【古河機械金属】

2014年10月1日

当社グループの中核事業会社である古河ユニック㈱(東京都中央区日本橋1-5-3 社長:松戸 茂夫)は、フォワーダ架装用グラップルローダ『UFシリーズ(UF30 / UF32 / UF35)』の3機種を10月2日より販売開始します。

グラップルローダとは、玉切りした原木をフォワーダ(林内運搬車)に積み降ろしする際に使用する折り曲げ式クレーンに似た林業用機械で、フォワーダに取付けることによって木材の集積作業と運搬作業が1台で行えるため、林内作業の効率向上が期待できる機械として近年注目を集めています。
また、このような機械は高性能林業機械と呼ばれ、林業再生による国産材の利用拡大や、再生可能エネルギーのひとつである木質バイオマスの原料となる葉、枝、木くず、樹皮などを回収する機械として、積極的な導入が図られており、グラップルローダはその切り札として大きな期待が寄せられています。

本製品の『UFシリーズ』は、海外製品が主流となっている現在の国内グラップルローダ市場において、日本の林業環境を見据えて新規に設計された製品であり、同クラス最長のリーチ(作業半径6.2m)やストレスを感じさせない作業スピードを実現しました。また、旋回装置には使用過程で発生するガタの調整が容易にできる新機構や滑らかさと堅牢さを併せ持つテーパーローラーベアリングを採用するなど、林内作業を快適に行うための機構を数多く採用しています。

古河ユニック㈱は、約半世紀にわたり、トラック搭載型クレーンのパイオニアメーカーとしてクレーンの製造・販売を行ってきました。その技術と経験を基に、今後は日本の林業現場を強力にサポートする製品の開発・販売にも力を入れてまいります。

《主な特徴》

■同型クラスでは最もリーチの長い「作業半径6.2m」
■余裕の把持性能(490kg : UF30B2H / UF32B2H、495kg:UF35B2H)
■俊敏な動きをアシストする増速シリンダを搭載(アウタブーム伸縮シリンダ : UF32B2H、UF35B2Hのみ)
■滑らかなで安定した作業に欠かせない、充実の旋回装置
 旋回支持部は摩擦が少なく耐久性の高いテーパーローラーベアリングを採用
 旋回ギヤ部は長時間作業時の熱の発生にも安心な、十分な容量のオイルバス潤滑方法
 強力な旋回力を発揮するダブルラック旋回シリンダには、ストロークエンドの衝撃を緩和するショックレス機構を搭載
 シリンダのチューブを回転させるだけで旋回ギヤのガタ(バックラッシュ)調整が容易にできる新調整機構を採用
■操作性と利便性を兼ね備えた操作(十字 : クロス)レバー
 インチング(微速)操作時の操作性に優れたスプール直動方式
 建機同様に、操作パターンの変更が可能な『ユニクロスレバー』(左側操作レバーのみ)
■木材との接触からオペレータや油圧機器を守る各種ガード(トップシート部、起伏シリンダ部、旋回シリンダ部)

《主要諸元》

《本体価格》

(価格はグラップルローダ本体と架装部品。フォワーダ本体の費用と架装費用は除く。)

《販売目標》

年間 40台(3機種合計)

《お問い合わせ先》

古河ユニック㈱ 国内営業部販売促進課  TEL : 03-3231-8611








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