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バッテリー直結の車載アプリケーション向けに非常に低い無信号時電流、高電圧動作のLDO製品を発表【日本テキサス・インスツルメンツ】

2014年8月26日

テキサス・インスツルメンツは、AEC-Q100車載規格認証取得済の、車載や産業向けの高電圧動作LDO(低ドロップアウト)製品 17品種を発表しました。60Vまでの入力電圧範囲の『TPS7A16xx-Q1』、同40Vまでの『TPS7A66xx-Q1』と『TPS7B67xx』の各製品ファミリや、『TPS7B4250-Q1』を含む新しいLDO製品は、非常に低い無信号時電流で、クラスター、パワー・ステアリングやインフォテインメント・システム、ドア・モジュールや照明制御をはじめとした、自動車やトラックのバッテリーに直結される数多くのアプリケーションをサポートします。新しいLDO製品の詳細、サンプルやEVM(評価モジュール)のご注文に関しては、http://www.tij.co.jp/autoldo-pr-jpをご覧ください。

新型LDO製品の特長と利点
・バッテリー動作時間を延長する、非常に低い無信号時電流::
新型LDO製品は、スタンバイ時に最小で10μAの無信号時電流で、より低い消費電力とバッテリー動作時間の延長を実現

・ESR(等価直列抵抗)補償を内蔵、システム・コストを最適化、動作の安定性を向上::セラミック・コンデンサをはじめとした幅広い出力コンデンサを選択できる柔軟性により、システム・コストを削減、動作の安定性を向上

・高入力電圧で、車載用サブシステムを自動車のバッテリーに直結可能::これらのLDO製品は、車載製品向けに、通常動作時に最大40 V、過渡スパイク時に最大45V の入力電圧をサポート。さらに、『TPS7A1601-Q1』はトラックや、過酷な環境で利用する機器向けに、通常動作時に最大60Vの入力電圧をサポート

・外付けセンサからより高精度なデータを取得できるトラッキング機能:トラッキング機能は、基板に実装された電源と外付け電源との間で、ゼロに近い許容誤差を提供、外付けセンサからの、より高精度のデータを取得可能

・ウィンドウ・ウォッチドッグ回路を集積、機能安全をサポート:ウィンドウ・ウォッチドッグ回路を集積、システム・レベルでの機能安全要件への適合を実現

ツール群とサポート
AEC-Q100車載規格認証取得済のLDO製品特性試験に役立つ、数種類のEVM(評価モジュール)/span>と、評価と設計に役立つSPICEシミュレーション・モデル を供給中です。

供給、パッケージと価格
『TPS7A16xx-Q1』 LDO製品 は8ピン MSOP-PowerPadパッケージで供給されます。1,000個受注時の単価(参考価格)は1.65ドルです。『TPS7A66xx-Q1』 LDO製品8ピン MSOP-PowerPadパッケージで、同0.60ドルで供給されます。『TPS7B67xx-Q1』 LDO製品 は20ピン HTSSOPパッケージで、同0.80ドルで供給されます。

『TPS7A1601-Q1』そのほかの特性表

  

『TPS7A6633-Q1』そのほかの特性表

  

『TPS7B6701-Q1』そのほかの特性表

  

『TPS7B4250-Q1』の特性表

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

車載や輸送向け製品ポートフォリオに関する情報
automotive LDO製品のポートフォリオ
車載アプリケーション向け高電圧LDO製品の詳細(英語)
車載や輸送向け製品ポートフォリオ
・車載や輸送向け製品のセレクション・ガイドのダウンロード

車載向けアプリケーションの技術革新を牽引するTI製品
TIはメーカーとシステム・サプライヤに対して、自動車市場でのワールドクラスの機能の実現を可能にする、先進的で信頼性の高い半導体製品を幅広く提供しています。TIは広範な電源IC、インターフェイス、シグナル・チェーン・ソリューションに加え、DLP®ディスプレイ、ADASおよびインフォテインメント・プロセッサ、Hercules™『TMS570』セーフティ・マイコン、ならびにワイヤレス・コネクティビティ・ソリューションを提供しています。これらのソリューションに対して充実した技術文書 を提供するとともに、厳しいAEC-Q100車載規格やTS 16949規格に準拠した製品のほか、ISO 26262規格に準拠したSafeTI™製品も供給しています。TIの車載用製品の詳細については、http://www.tij.co.jp/automotive をご参照ください。

※DLPはTexas Instrumentsの登録商標です。Herculesおよび SafeTIはTexas Instrumentsの商標です。その他すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。






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