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車載インフォテイメント/先進運転支援システムの クオリティを向上【イクシアコミュニケーションズ】
2014年7月3日
新しいAUTOSAR規格適合テストソリューションで車載イーサネット市場に参入
米国時間2014年7月2日発表 — イクシア（本社：米カリフォルニア州カラバサス、NASDAQ: XXIA）は、コネクテッドカーの車載インフォテイメント/先進運転支援システム（Advanced Driver Assitance Systems （ADAS））をテストする新しいAUTOSAR （AUTomotive Open System Architecture）規格適合スイートを発表しました。イクシアのIxANVL（Automated Network Validation Library）車載適合性＆相互運用性テストソリューションが、IP/イーサネットシステムのテストに関するイクシアの豊富な知識を生かし、急成長中の車載イーサネット市場の進化を促進します。
インフォテイメント/先進運転支援システムが車の乗り心地に多大な影響を与えるようになるにつれ、車載イーサネットに対するニーズが増大しています。このようなシステムの普及に伴い、車全体のパフォーマンスと安全性を保証する規格が必要となります。イクシアのテストソリューションは、自動車メーカーによるそのような規格適合を支援するものです。
自動車業界は、事実上、自動車メーカー、サプライヤー、ツール開発者が共同で開発した車載ソフトウェアアーキテクチャのオープン規格、AUTOSARを、車載ソフトウェアおよびネットワークインフラの標準規格として認めています。AUTOSARは、すでに車内のECU（電子制御ユニット）間通信に使用するイーサネットとTCP/IPのサポートを定義しました。イクシアはこのほどAUTOSARに加盟し、自動車業界の進歩に即したネットワークテストの確立を支援する意欲を表明しています。
発表のハイライト
コネクテッドカーが進歩するにつれ、ソフトウェアやハードウェアのコンポーネント単位のテストをはじめ、さまざまなレベルでテストが必要となります。車載イーサネットおよびIPベースのデバイスやシステムの導入は、テストと検証に新しい課題をもたらしますが、この技術を利用すれば、BMW、ゼネラルモーターズ、トヨタ、フォルクスワーゲンなどのAUTOSAR加盟企業をはじめとする自動車メーカーは、革新を実現し、最高品質を備えた未来の車載アプリケーションを導入することが可能になります。
IxANVLテストソリューションは、ITとテレコムに関する20年以上の実績と自動車メーカーとの協力経験を生かし、以下の特長によって包括的な車載イーサネットテストに対応します。
▶ AUTOSAR仕様と規格に対応する適合テストスイート
▶ IEEE規格ベースのGENIVIスタック相互運用性をサポート
▶ IPv4、IPv6の両方でUDPとTCPのテストが可能
▶ 数百種類の自動テストにより幅広いプロトコルに対応
▶ 高性能な相関/分析機能を備えた使いやすいインタフェース
業界からのコメント
エレクトロビット（EB）社のカーインフラソフトウェア担当シニアマネージャーであるマイケル・ジーヘンザック（Michael Ziehensack）氏は、次のように述べています。「自動車メーカーやサプライヤーはAUTOSAR規格の導入を進めており、イーサネットなどの拡張機能がこの規格に適合することは、車のパフォーマンスと安全性を確保する上で不可欠です。当社は、イーサネットツールやソフトウェアのテストにイクシアのIxANVLを採用しています。IxANVLは、次世代の電子制御装置に対応する規格適合ソリューションを開発する上で非常に役立っています」
イクシアのワイヤラインソリューションズマーケティング担当バイスプレジデントであるジム・スミス（Jim Smith）は、次のように述べています。「現代の新しい車のどの機能についても、ネットワークで接続した複雑な車載コンポーネントが使用されています。正確で反復可能なテストを行い、組み込みシステムスタックやアプリケーションのプロトコル適合性、相互運用性、堅牢性を確認することは、開発者とメーカーにとって必須の行程です。イクシアは、イーサネットに関する専門知識と革新性を生かし、AUTOSAR規格とネットワーク車両の開発をサポートする独自の立場にあります」
lxiaについて
イクシアは卓越した製品を提供し「つながる世界」を実現します。イクシアは、顧客が先進的なネットワーク技術に基づくサービスを迅速かつ安全に提供することを支援し、Always-onのユーザー体験を可能にします。顧客は、イクシアのソリューションが提供する意思決定に有用な情報を活用し、製品・サービスの早期市場投入、最適化されたアプリケーションの導入を高い品質を保ちながら実現することができます。イクシアの詳細情報は、http://www.ixiacom.com（日本語サイト：http://www.ixiacom.jp）をご覧ください。
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