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デカードパワートレイン工場で、インフィニティ「Q50」とメルセデスベンツ「Cクラス」の2.0リッターターボエンジンの組立開始【日産自動車】
2014年6月27日
※本リリースは、米国テネシー州にて26日12時35分に発表したリリースの参考和訳です。
● インフィニティ「Q50」スポーツセダンとメルセデスベンツ「Cクラス」、及び、その派生車種に搭載する2.0リッター4気筒ガソリンエンジンをテネシー州デカードの新工場で組み立て開始
● 31万平方フィートの新工場は、ルノー日産アライアンスとダイムラーAGの共同プロジェクト
● 新工場は、3.19億ドルを投資し、年間最大25万基のエンジンを生産。更に工場のフル生産時には、約400名の新しい従業員を雇用
インフィニティは、ルノー日産アライアンスとダイムラーAGの共同プロジェクトであるインフィニティ デカードパワートレイン工場で組み立てを開始します。新工場で組み立てる最初のエンジンは、ダイムラーにより開発された2.0リッター4気筒ターボガソリンエンジンです。このエンジンは、インフィニティ「Q50」スポーツセダンのヨーロッパ向け車両とアラバマ州タスカルーサで組立てられるメルセデスベンツ「Cクラス」に搭載します。
新工場の祝賀イベントには、テネシー州の州知事 ビル ハスラム、インフィニティの責任者であるヨハン・ダ・ネイシン、インフィニティアメリカの副社長 マイケル バーチュ、インフィニティデカードパワートレイン運営および電池工場副社長 ゲリー エドワーズ、及び、メルセデスベンツのエンジン生産デレクター エルハード シュレッテーラーが出席しました。
ダ・ネイシンは、「この新工場の稼働は、私達の製造拡大の第1歩です。インフィニティは成長を促進するために、能力増強が必要です。我々の成長は商品ラインナップの拡大により推進します。」と話しました。
この工場は、私達がダイムラーAGとの結んだ強力なコラボレーションを見事に具現化したものです。
さらにダ・ネイシンは、「新工場は、両社の技術、専門知識、製造規格の最高レベルを活用するものであり、両社はこの協業の相乗効果とスケールメリットにより恩恵を受けることができます。」と語りました。
これまでに約200名の従業員が新たに採用されていますが、年間生産能力最大の25万基のエンジンが生産される際には、400名まで増えると想定しています。
3.19億ドルを投資して建設する31万平方フィートの施設は、2012年5月より建設を開始しました。工場には、熱を反射する白い屋根や天窓のグリッドを利用した太陽光の採光など、エネルギー効率の良い設計機能が数多く組み込まれています。
インフィニティは既に、今年の後半からロングホイールベースバージョンの「Q50」スポーツセダンとロングホイールベースバージョンの「QX50」クロスオーバーの中国での現地生産を、中国市場むけに開始すると発表しています。更に来年には、「Q30」プレミアムコンパクトカーの生産をイギリスで開始し、世界市場に向けて展開します。
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