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軽量3D「XVL」でハーネス配索を可能に。DMUツールXVL Studioの新オプション『ルーティングオプション』を発売【ラティス・テクノロジー】
2014年6月24日
先進的な3D技術、軽量3次元データ「XVL」で日本のものづくりノウハウを統合するラティス・テクノロジー株式会社(代表取締役社長 鳥谷浩志、以下、ラティス)が、大容量3Dモデル上でワイヤーハーネスの3D形状作成と配索を実現するXVL Studioの『ルーティングオプション』を7月28日より発売します。
◆3D設計におけるワイヤーハーネス設計の現状
産業機械や半導体製造装置等のメカトロ製品では、製品を構成するモジュールへの電源供給やモジュール間の通信のために多数のワイヤハーネスが利用されています。製品そのものは3D CADで設計されるようになりましたが、設計者の負担が大きいため、ハーネスまで3D設計している企業は限られていました。
このため組立段階でワイヤハーネスの引き回しに時間がかかる、あるいは、熟練作業者のノウハウがないと製品組立時に効率的にハーネスの配索ができないといったトラブルが起こっていました。ハーネスはメカ設計の終了後、製品を構成する複数のモジュール間をつなぐ形で設計されるので、3D CADでモデリングするにはデータが非常に重たくなるという課題があります。3D CADでハーネス設計しない企業では、生産技術部門でハーネスの代わりに紐を使って配索検討を行うなどしていますが、実機で作業をするため納期が短縮できないといった問題があります。
◆XVL Studioシリーズ『ルーティングオプション』
メカのモジュール部分を軽量なXVLに変換することで、それを3D参照しながらハーネス形状をモデリングすることができ、複雑なモジュール間をつなぐようなハーネスも軽快に配索することができます。更に、ハーネスの変形、結束・分離といった形状の修正も容易です。ハーネス群とメカモジュールとの干渉チェックやハーネスの最小曲げ半径のチェック機能により、ハーネス設計段階で製造時に発生する問題を未然に防ぐことができます。
◆工程設計への3Dワイヤーハーネスの活用
XVL Studioの工程設計機能を利用すれば、新オプションで作成されたハーネス群とメカ部品を使ってXVL上に組立工程を定義、ここから作業指示書を自動生成できます。新オプションの利用により、設計段階でハーネス配索とその検証をすることで、手戻りを激減させることができます。さらに、このハーネス形状を利用した指示書を後工程に展開することで、指示書作成の業務効率を向上させるとともに正確な情報伝達を実現します。
【製品名称】
ルーティングオプション
【価格(税抜き)】
ライセンス : 700,000円 年間保守 : 140,000円
※XVL Studio Pro / Standard / XVL Studio Zのオプション製品となります。
※XVL Studio Ver.13.0a~対応
※XVL Studio Zは㈱図研取扱い製品となります。
◆出展情報
新オプションは、6月25-27日に東京ビッグサイトで開催される第25回設計・製造ソリューション展、7月10日名古屋で開催されるXVL3次元ものづくり支援セミナー2014に参考出展致します。
【本件に関するお問い合わせ先】
ラティス・テクノロジー㈱
TEL : 03-3830-0333
Email : casual3d@lattice.co.jp
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