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新型大型路線バス「エアロスター」を発表【三菱ふそうトラック・バス】

2014年6月19日

~ディスチャージヘッドランプを採用しフロントデザインを一新~

● フロントデザインを18年ぶりに一新
● ディスチャージヘッドランプを標準装備
● 反転式スロープ板の採用(ノンステップ車)
● 前向き優先席の設定(ノンステップ車)

三菱ふそうトラック・バス㈱(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEOアルバート・キルヒマン以下:MFTBC)は、本日、フロントデザインを一新した、新型大型路線バス「エアロスター」(ノンステップ、1ステップ、2ステップ仕様)を発表するとともに、全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門から受注を開始します。

新型大型路線バス「エアロスター」は、1996年の発売以来初めてフロントデザインを一新しました。
視認性に優れたディスチャージヘッドランプを標準装備とするとともに、コーナリングランプの追加、路肩灯のLED化など安全装備を充実しました。
また、「ECOモード」スイッチを追加し、燃費が悪化するエンジン回転域の使用を制限し、省燃費を実現しています。
さらに、ノンステップ車では、どなたでも快適に利用できる、前向き優先席を設定しました。

この新型大型路線バス「エアロスター」はPMとNOxの排出量をポスト新長期規制(平成21年度、平成22年規制)基準値より10%低減し、加えて平成27年度重量車燃費基準を達成したことにより、自動車重量税の50%と自動車所得税の60%が減税となる「エコカー減税」※の対象になります。

※減税適用期間:自動車取得税は平成27年3月31日まで、自動車重量税は平成27年4月30日まで。


1. 商品特長

(1)フロントデザインを一新

1996年の発売以来初のフロントデザイン変更を実施しました。
FUSO V-フェイスの適用によるファミリーイメージの強化
セーフティウィンドを強調するフェードアウトキャラクター
付加価値を高めたNEWバンパ

(2)ディスチャージヘッドランプを標準装備
ディスチャージヘッドランプを国内大型路線バスとして初めて、標準装備として採用しました。夜間走行時の視認性を高め、安全性を向上するとともに、整備コストを低減しました。当社従来車比で寿命は2.5倍、明るさは1.5倍となります。

(3)反転式スロープ板
中扉床面に反転式埋め込みスロープ板を標準装備しました。スロープ角度を改善し、車椅子等の乗降時の安全性を高めるとともに、スロープ板の設置作業を容易にしました。

(4)優先席の前向き化
ノンステップ車のホイールベース間左側の優先席に前向き仕様を設定しました。

(5)その他
・  ホイールベースの拡大(195~250mm)による居住性の向上(ノンステップ車)
・  コーナリングランプの装備追加による夜間視認性の向上
・  室内灯及び路肩灯のLED化による整備コストの低減
・  「ECOモード」ONにより加速度が高い場合は燃料噴射を制御し加速を抑制
・  「ECO A/C」ONによりアクセル開度大の場合はエアコンコンプレッサー稼働を停止

2. 販売目標台数

大型路線バス 「エアロスター」(ノンステップ、1ステップ、2ステップ仕様)     700台/年

3. 車両スペック及び東京地区販売価格 (税抜き価格)


今回の新型大型路線バス「エアロスター」発表について、MFTBCバス事業本部長の橋口博光は、
「三菱ふそうの“エアロスター”は、今年で誕生30周年を迎えます。30周年の節目に、フロントデザインを一新した、新型“エアロスター”を発表できたことを、たいへん嬉しく思います。
“エアロスター”は時代をリードする路線バスとして、皆様に愛されてまいりました。これからも、“エアロスター”は、安全性、経済性に優れた路線バスとして進化し続けます。」と述べました。

MFTBCは中期経営目標である「FUSO 2015」を2011年に策定しました。5つの柱からなるゴールの一つである「顧客満足度 No.1」は、満足される商品、信頼される営業、頼りになる整備力、そして魅力あるブランドと商品からサービスまで、全てにおいて顧客満足度No.1を目標としています。また、「業界をリードするグリーン・イノベーション(環境貢献企業)」では、「2015年までCO2排出量7.5%削減」を目標にしており、環境・燃費性能に優れた商品をお客様に提供して参ります。






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