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ダットサン、南アフリカで発表【日産自動車】

2014年6月10日

ダットサンは、南アフリカに身近なモビリティをもたらす
南アフリカは、ダットサンブランドを投入する4番目の市場
新型ダットサン「GO」は初めて新車を購入するお客様向けモデル

ダットサンは、南アフリカでクルマを所有することを夢見る、中産階級のお客様向けに復活しました。南アフリカは、インド、インドネシア、ロシアに続きダットサンブランドを投入する4番目の市場となります。今回の南アフリカ市場への投入により、ダットサンブランドの世界市場復活は、第一段階を締めくくります。

ダットサンは、世界的に歴史あるクルマとして、耐久性に誇る、魅力的で、信頼できるクルマという評価を得てきました。20世紀に、世界で2,000万台以上を販売しました。南アフリカでは、1976年から78年に最多販売ブランドとなり、1980年代には国を代表するブランドとして、その地位を築きました。

日産の常務執行役員であり、ダットサンブランドの責任者であるヴァンサン コベは以下のように述べています。「南アフリカ市場でのダットサン復活は、上昇志向の強いお客様が増加している高成長市場において日産が拡大していくために必然なことです。本日の発表は、この伝説的なダットサンブランドの復活を記念するものです。2014年は、インド、インドネシア、ロシア、そしてこの南アフリカの多くのお客さまにダットサンをお届けするという目的を達成する年になるでしょう。」

ダットサン「GO」は、南アフリカで初めて新車を購入するお客さまや、前向きで前途有望なお客さまに向けて、発売します。

その名の通り、ダットサン「GO」は、『行動派の人々』(people on the GO)向けにデザインしています。『行動派の人々』とは、活動的であり、人生のそれぞれの段階において明確な優先順位を持ち最適な選択を追求する人々のことです。このような若いお客さまは、早いスピードで変化する自分たちのライフスタイルに合う、スタイリッシュで、手が届きやすく、広々とした室内空間を持った経済的なクルマを好みます。ダットサン「GO」はこうしたニーズに応えるデザインとなっています。

南アフリカにおけるダットサンの責任者であるデスモンド フェナーGMは、「前途有望なダットサンのお客さまは、人生においてさらなる成功と躍進を成し遂げるべく、様々なことに挑戦している人達です。手頃な価格と信頼性は、地域社会や自分のルーツを見失うことなく、一生懸命に働き、向上心があり、そして人生という冒険を楽しむことへつながります。私たちは、ダットサンの商品がお客さまの人生における『成功』の実現に役立つものになる、と信じています。」と述べました。

南アフリカのダットサン「GO」は、本年末に発売予定です。ダットサンは、10万ランド以下という価格帯で、初めてクルマを購入するお客さまに本物の価値の提供をお約束します。

発売当初は、南アフリカにある30店舗のダットサンディーラーにて販売・サービスを行います。中期的には、ディーラーの店舗数を倍増させる予定です。

ダットサンについて
日産は2012年3月、ニッサン、インフィニティに続く第3のブランドとなるダットサンブランドの復活を発表しました。ダットサンは、高い成長を続ける市場で将来の成功を夢見るお客さまに、クルマのある豊かな生活を提供します。ダットサンは、80年にわたる日本のクルマづくりに対する技術とこだわりを象徴しており、日産のDNAを体現する重要なブランドです。ダットサンブランドのモデルは、インドとインドネシアですでに販売を開始しており、ロシアと南アフリカは2014年後半に発売予定です。

ダットサンの歴史
ダットサンは、約100年前の1914年に日本で作られた脱兎号(ダット自動車)に由来しています。「脱兎(ダット)」というのは「超高速」という意味であるとともに、当時の出資者であった、田、青山、竹内3人のそれぞれの名前の頭文字を取って名付けられたものです。また、耐久性のある(Durable)、魅力的で(Attractive)、信頼できる(Trustworthy)のそれぞれの頭文字を取ってDATとしたと宣伝されました。

1933年、日産の創立者である鮎川義介は、「すべての人に自動車を」というビジョンを持ってこの事業を引き継ぎました。1930年台初頭の日本の若者たちの向上心を満たす、軽量で経済的で耐久性のあるクルマは、「ダットの息子」、Datson(ダットソン)と名付けられ、後にダットサン(Datsun)となりました。日本のエンジニアリングと大量生産により鮎川の夢が現実のものとなったのです。

ダットサンについての詳細は以下のサイトをご覧ください。 http://www.datsun.com/(英語のみ)






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