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2015年型「370Z NISMO」が”ZDAYZ”イベントでワールドデビュー【日産自動車】
2014年5月21日
下記内容は、北米日産が発行したリリースの参考和訳です。
日産自動車㈱(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は、16日、米国ノースカロライナにて開催された、日産、ダットサン、NISMOのオーナーと愛好者の定例集会、「ZDAYZ」で新型「370Z NISMO」を発表しました。2015年モデルとなる新型「370Z NISMO」は、エクステリア、インテリアの進化に加え、市場販売モデルに相応しい選択肢として6速マニュアルと7速オートマチックの2種類のトランスミションを用意しました。また、パフォーマンス面でも改良を施したグレード「テック」も設定しました。
日産のCPLO(チーフ・プランニング・オフィサー)のアンディー・パーマーは、「NISMOは、日産パフォーマンスの究極のモデルです。NISMOの熱烈なオーナーが集うこの場において、初めて、新しく印象的な2015年モデル「370Z NISMO」をお披露目することは、実に理にかなったことです。新型「370Z NISMO」は、先に発表された「日産GT-R NISMO」や「日産ジュークNISMO」と共に、走りを愛する皆様に、幅広く楽しんでいただけるモデルです。」と述べました。
2015年型370Z NISMOの概要
2015年モデルの日産「370Z NISMO」でもっとも劇的な変化を遂げたのは一新されたエクステリアデザインです。GT-Rにインスパイアされた機能的でエアロダイナミクスの要素を融合させたボディは、アグレッシブで、より空力性能に優れたフォルムを実現し、同時に前後のダウンフォースを最適化するために、新たに再設計しました。キーとなる変更点としては、LEDハイパー・デイタイム・ランニングライトを組み込んだ深い造形のフロントバンパー、ブラック・ヘッドライトベゼル、そしてNISMOのエンブレムと、フロントのチンスポイラーから流れるNISMOのシンボルでもあるNISMOレッドのストライプアクセントです。NISMOレッドのアクセントは、ブラックのサイドミラーを貫いて、新たな造形のサイドシルの下へと流れ、こちらも新たにデザインされたリアバンパー下まで続いています。特徴あるNISMOリアスポイラーは形状を変更、小型化しました。
標準装備のレイズ製19インチのNISMO超軽量アルミ鍛造ホイールも、2015年モデルではツイン5本スポーク、チャコールグレーのマシンフィニッシュ(従来はシルバー)に変更しています。
NISMOスタイルらしさを打ち出したインテリアで統一された室内には、アルカンターラのアクセントを配した新デザインの黒と赤のツートーンのRECARO製のレザーシートを採用しました。370Z NISMOのためにレカロと共同開発された新型シートは、急加速、ブレーキング、そしてコーナリング時に体にかかる圧力を均一化し、全方向でのホールド性能を強化しました。ドライバーとクルマを最大限に一体化させるシートは、運転の楽しさを演出するための重要なキーとなります。また、シートトリムやNISMOロゴのステッチ、アルカンターラのアクセントを配したレザーのステアリングホイールとNISMOレッドのタコメータなど、NISMOレッドがインテリアのポイントになっています。
また2015年の「370Z NISMO」テックグレードは、新たに7インチVGAタッチディスプレイのハードディスク・ベースの日産ナビゲーションシステム、リアビューモニター、Bose®製オーディオシステム、SiriusXMサテライト・ラジオ(SiriusXM利用費は別料金)、Bluetooth®経由での音楽再生、自動調光のバックミラー、HomeLink®ユニバーサル・トランスミッターを搭載します。
昨年モデルと同じく、2015年の「370Z NISM」Oは、可変式バルブ&リフト制御(VVEL)の、パワフルな350馬力3.7リッターDOHC V6エンジンを搭載します。H-コンフィグの排気システム設計や最適化されたマフラー・チューニング、エンジンの専用設定により基準車の370Zクーペよりも18馬力も強力なパワーを発揮します。
またZ NISMOモデルとしては初めて、2種類のトランスミッションが選択できるようになりました。クロスレシオ6速のマニュアル・トランスミッションには、世界で初めて、ヒールートゥ感覚のレブマッチでのシフトダウンを可能にするシンクロレブコントロールを標準装備しています。そして新たに加わった7速オートマチック・トランスミッションは、ダウンシフト・レブ・マッチング(DRM)、アダプティブ・シフトコントロール、パドルシフトによるマニュアルモードを備えています。
「370Z NISMO」は4輪独立サスペンションを改良、ニスモブランドのストラットタワーブレース、前後のパフォーマンスダンパーでロードノイズを最小限に抑え、最高レベルのハンドリングとパフォーマンスをもたらします。またニスモチューンのサスペンションには、専用スプリングとスタビライザーバーが装備されます。さらに大径の日産スポーツブレーキと、ビスカス式のLSDを、優れた加速性能を生み出すギア比が低く設定されたファイナルとともに、「370Z NISMO」に標準装備します。
2015年型370Z NISMOのボディカラーは、ソリッドレッド、マグネティックブラック、ブリリアントシルバー、パールホワイトの4色で、2014年7月より、全米の日産ディーラーで販売開始する予定です。
CPLOのパーマーは、「一新された内外装、進化したハンドリング、新型ホイール、より多くのテクノロジーとトランスミッションの選択肢-『370Z NISMO』はさらに魅力を増しています。」と付け加えました。「ここZDAYZに集うファンの方々は、最高のモノだけを望まれます。それは、この新型『370Z NISMO』が叶えるはずです。」
ZDAYZについて
「ZDAYZ」は、Zカーのエンスージアストがアメリカ合衆国各地で開催する年1回の定例集会。毎年このイベントには何百台もの日産Z、GT-R、そして他の日産パフォーマンスカーのエンスージアストが北米全域から集います。今年のZDAYZは5月15日から19日までの間、ノースカロライナ州のフォンタナダムにあるフォンタナビレッジリゾートで開催されました。大会はカーショー、エキゾーストサウンドオフ競技、5/10Kレース、グループディナー、そして複数グループによる山道でのドライブ等が行われました。
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