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タスマニアで苦戦のニッサン・モータースポーツ、気持ちはウィントンの次戦へ【日産自動車】

2014年4月5日

~ オーストラリアV8スーパーカー レースレポート ~

3月28-30日 オーストラリア、タスマニア
ニッサン・モータースポーツはシモンズ・プレインズ・レースウェイで行われたV8スーパーカーズ戦のレースが厳しい内容に終わり、気持ちを切り替えて来週、ウィントン・レースウェイで行われる次戦に意識を向けています。今回のタスマニア戦では、ニッサン勢最上位がなんとかトップ20に滑り込むなど苦戦。4人全員がポイントを逃す結果となってしまいました。



ノートン・ニッサンのドライバー、マイケル・カルソは、予選12位とまずまずの順位からスタートしましたが、上位陣から遅れを取り、最終的にニッサン勢では最上位の19位でのフィニッシュとなりました。

ジャック・ダニエルのリック・ケリーは20位でフィニッシュ、チームメイトのトッド・ケリーは21位でした。
ジェームス・モファットは予選、決勝共に22位でフィニッシュしました。シリーズポイントランキングでは、リック・ケリーがニッサン・モータースポーツ最上位の総合11位につけています。

V8スーパーカーズ選手権の次戦は、来週、ニッサン・モータースポーツのホームコースでの開催。ヴィクトリア州ウィントン・モーターレースウェイで行われるウィントン400です。昨年はこのウィントンで、モファットはV8スーパーカーズ選手権でのニッサン初勝利という歴史に残る快挙を果たしています。今週のシモンズ・プレインズでは苦戦したチームですが、テストで走り慣れているホームコースで好パフォーマンスを見せるべく自信を高めています。

#36 マイケル・カルソ(ノートン ニッサン・アルティマ)
「今日は、いい滑り出しでした。予選では、このサーキットでの自己ベストのラップタイムをマークし、かなりいい流れだと思いました。我々マシンの能力なら、12位からのスタートでも順位を上げられる自信がありましたが、それができなかった。4 台のパフォーマンスには、満足していません。気持ちを引き締め直して、すぐに建て直し、自分たちを見直すことが重要です」

#15 リック・ケリー(ジャック・ダニエル・レーシング ニッサン・アルティマ)
「ピットでは大変苦労しました。とにかく厳しい週末でした。前日はブレーキの不調と、とても運が悪い予選でした。今日はなんとかスタートして、長丁場のレースにも対応したかった。私たちは、距離の長いレースの方が、戦略的にもピットストップの面でも得意としているので。メカニックたちは、ピットストップでも見事な仕事を見せてくれたのですが、とにかくペースが上がりませんでした。来年のシモンズ・プレインズに向けて何が必要なのか、今後検討していきますが、今は得意のウィントンに向けて気持ちを盛り上げています」

#7 トッド・ケリー(ジャック・ダニエル・レーシング ニッサン・アルティマ)
「この週末のことを、しっかりと受け止めなくてはなりません。自分たちのパフォーマンスのレベルは明らかです。ウィントンまでにやらなくてはならないことが、たくさんできました。これからの数日間は忙しくなります」

#360ジェームス・モファット(ノートン、ニッサン・アルティマ)
「自分自身にも、ニッサン・モータースポーツにとっても、今日はとても悔しい一日となりました。私にとって最も大きかったのは、チームメイトに追いつくことさえも苦労したことですが、ニッサン勢はみんな、後方で苦戦していました。アデレードではシーズンの滑り出しでかなり手応えを感じていただけに、本当に残念です。このようなレースは二度としたくないので、来週のウィントンでは全力を尽くします」


オーストラリアV8スーパーカーシリーズ Race 4 – 42周


オーストラリアV8スーパーカーシリーズ Race 5 – 42周


オーストラリアV8スーパーカーシリーズ Race 6 – 84周



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