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スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが開幕戦を制す ~ スーパー耐久シリーズ第1戦 レースレポート ~【日産自動車】

2014年3月31日

3月29日~30日 ツインリンクもてぎ(栃木県)
2014年のスーパー耐久シリーズの開幕戦となる「もてぎスーパー耐久」が栃木県のツインリンクもてぎで開催され、ST-Xクラスに出場した#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」(藤井誠暢/GAMISAN/佐々木大樹)がクラス優勝を果たしました。また、ST-3クラスではテクノファーストレーシングチームの#35「asset ings Z34」もクラス優勝しました。



#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」については、2年前から始まった日産自動車大学校との協力関係は今シーズンも継続され、今回も栃木校から39名の学生がピットでのサポートを担当、そのほかスポンサー対応のスタッフとして横浜校から5名、またオープンキャンパスとして70名の高校生をツインリンクもてぎに招待しました。

今シーズンのスーパー耐久シリーズは全6戦で開催され、ツインリンクもてぎ、スポーツランドSUGO、富士スピードウェイ、岡山国際サーキット、鈴鹿サーキット、オートポリスという6サーキットで各1戦ずつが行われる。第5戦鈴鹿はWTCC(世界ツーリングカー選手権)との併催となることもあり、40分レースの3ヒート制となりますが、それ以外は3時間から7時間の間の時間制レースとなります。

今年もST-Xクラスに日産自動車大学校とKONDO RACINGの共同プロジェクトとして#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」が参戦。ドライバーは藤井誠暢とGAMISANは昨年と変わらず、Cドライバーには昨年中盤より参戦した佐々木大樹が加入しました。予選から#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」はコンスタントな速さを発揮。スーパー耐久シリーズではAドライバーとBドライバーのベストタイムの合計タイムでスターティンググリッドが決められますが、ライバルを大きく引き離すタイムで見事ポールポジションを獲得しました。実は、予選日は若干のトラブルを抱えていたのですが、それも決勝レースまでに修復され、万全の状況でレースに臨みました。決勝レースは午後12時22分にスタートとなり、各クラスのマシンが5時間先のチェッカーフラッグを目指して走り始めました。あいにくの雨模様となり、時折風も強く吹く過酷な天候となりましたが、#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」は快調な走りを見せ、後続を寄せ付けない“横綱相撲”で、開幕戦をポール・トゥ・ウィンで飾りました。

また、ST-3クラスではテクノファーストレーシングチームから参戦した#35「asset ings Z34」がポール・トゥ・ウィンを飾りました。前嶋秀司は「予選もいい感じで、最後だけはタイヤを替えて走りました。雨が降っていても、何の問題もなく走ることができました」とコメント。佐々木雅弘も「持ち込みからクルマの状態がすごく良くて、予選もウォームアップもトップで、速さはありました。このコンビでチャンピオンを獲りたいです」と語り、廣川和希も「今回、このクルマに初めて乗ったのですが、セットアップが完璧で、自分としては何もしていないような感じがしています。先輩方からいろいろと吸収していきたいと思います」と3人のドライバーは優勝を喜んでいました。

藤井誠暢(#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R /決勝1位)
「雨量が多くて、コースに留まっているのが大変なくらいだったので、マージンをもって走りました。優勝できて、とにかくうれしいです」


<スーパー耐久シリーズ 第1戦 ST-Xクラス>

<スーパー耐久シリーズ 第7戦 ST-3クラス>



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