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バスシリーズを改良し発売【いすゞ自動車】
2014年3月19日
いすゞ自動車㈱(本社:東京都品川区、社長:細井 行、以下いすゞ)は大型観光バス『ガーラ』を改良し、更なる先進安全機能強化と燃費向上を図り、4月1日より全国一斉に発売します。
主な特長は以下のとおりです。
【安全機能の強化】
・ 標準装備の衝突被害軽減ブレーキに、先行車への衝突回避支援機能を追加
停止障害物や対向障害物に対しての衝突被害軽減機能に加え、今回渋滞中などの低速先行車両に対して衝突回避を支援する機能を新たに追加しました。※1
・ 新規安全装置として、車線逸脱警報およびドライバーモニターを標準採用
車線逸脱警報は、室内搭載のカメラで車線に対する車両位置を検出し、車線を逸脱すると警報音と表示で警告します。ドライバーモニターは、画像センサを用いて常にドライバーの顔向き・目の開閉状態を検知して前方不注意を警報します。また先行車がいる状態では、衝突被害軽減ブレーキの警報・作動タイミングを早期化し、システム連携により更なる安全性向上を図ります。
本装置は、2014年11月から適用される「衝突被害軽減ブレーキの新基準」、2015年8月から適用される「車線逸脱警報装置の新基準」に適合したシステムです。
※1 相対速度が50km/h以内で衝突回避を支援、ただし条件によっては衝突被害を軽減。
【燃費の向上】
・ 大型観光バス『ガーラ』の全長12m車では、エンジン制御の改良により燃費向上
エンジン制御の改良により燃費を向上させました。既に平成27年度燃費基準値+10%を達成済みの低馬力(360PS)車に加え、高馬力(450PS)車においても平成27年度燃費基準値+10%を達成。これにより平成21年基準低排出ガス車認定※2と合わせて『ガーラ』の全長12m車は全て現行エコカー減税において、新車購入時の自動車取得税および自動車重量税が免税※3となります。
エコカー減税適用状況
※2 平成21年基準排出ガス規制に対しNOx及びPM10%以上低減
※3 平成21年基準低排出ガス車認定※2の取得かつ「平成27年度重量車燃費基準」を10%以上向上した車両については自動車取得税は平成24年4月1日~平成27年3月31日までの新車購入時に課される税率に対し免税、自動車重量税は平成24年5月1日~平成27年4月30日までの新車新規検査の際に納付する税額について免税されます。
<目標販売台数>
大型観光バス『ガーラ』シリーズ : 400台/年
衝突被害軽減ブレーキシステムを過信せず、常に進行方向の障害物や先行車両など周囲の状況に注意し、車間距離を確保して安全運転を心がけてください。衝突被害軽減ブレーキシステムは、運転者が衝突の危険を見逃してしまった場合に警報やブレーキ制動により運転者を支援するものであり、衝突を回避または、被害を軽減できない場合があります。
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