ニュース
「CB1100」の各部の熟成を図るとともに、トラディショナルイメージを深めた「CB1100 EX」を新たにタイプ追加し発売【本田技研工業】
2014年2月7日
Hondaは、空冷・4ストローク・直列4気筒エンジンを搭載したロードスポーツモデル「CB1100」のエンジンと各部の熟成を図り、2月20日(木)に発売します。
また、2本出しマフラーやワイヤースポークホイールの採用などで、トラディショナルイメージを深めた「CB1100 EX」をタイプ追加し、同じく2月20日(木)に発売します。
さらに、「CB1100 EX<ABS>」に、ETC車載器とグリップヒーターおよび専用インジケーターランプを標準装備した「CB1100 EX<ABS> E Package※1」をタイプ設定し、4月18日(金)に発売します。
CB1100は、トランスミッションを従来モデルの5速から6速に変更し、燃費性能の向上と高速走行時の静粛性向上に寄与しています。また、新たにギアポジション表示や燃費表示を追加した新型のメーターを採用するなど、各部の熟成を図っています。全身をブラックで統一した「CB1100 BLACK STYLE」も同様の変更を施しています。
CB1100 EXは、アルミリムのワイヤースポークホイールや2本出しマフラー、17L※2容量の新形状の燃料タンク、専用シートの採用などにより、トラディショナルイメージを深めたモデルとしています。トランスミッションは、CB1100と同様の6速ミッションを採用。マフラーを2本出しとすることにより、力強いエキゾーストサウンドを追求しています。
CB1100は、2010年3月に発売以来、空冷エンジンならではの味わいや端正なスタイリングなどで、ベテランライダーを中心に好評を得ています。今回、新たにCB1100 EXをラインアップすることにより、お客様の幅広い要望に応えられるものとしています。
※1 受注生産車。「Honda二輪ETC標準装備車取扱店」で販売します。使用するにあたり、別途セットアップ店にて事前にETCセットアップとセットアップ手数料、および決済後のETCカードが必要となります
※2 Honda調べ
● 販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計 2,300台
● メーカー希望小売価格(消費税5%込み)
CB1100 1,029,000円(消費税抜き本体価格 980,000円)
CB1100<ABS> 1,078,350円(消費税抜き本体価格 1,027,000円)
CB1100 BLACK STYLE 997,500円(消費税抜き本体価格 950,000円)
CB1100 BLACK STYLE<ABS> 1,046,850円(消費税抜き本体価格 997,000円)
CB1100 EX 1,102,500円(消費税抜き本体価格 1,050,000円)
CB1100 EX<ABS> 1,151,850円(消費税抜き本体価格 1,097,000円)
● メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
CB1100 EX<ABS> E Package 1,252,800円(消費税抜き本体価格 1,160,000円)
* 価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
=CB1100、CB1100 BLACK STYLEの主な変更点=
● エンジン
トルクフルな走りを重視したエンジンは、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI※3)のセッティング変更により、スロットルの開け始めからのトルクフィーリングを見直しています。市街地で多用する低回転域では、より重厚感のある回転フィールとするとともに、スロットルを静かに開けていくときの空冷エンジンならではの骨太いエンジンフィールを重要視したセッティングとしています。最大トルク値は、発生回転数5,000rpmはそのままに、1N・m向上させ93N・mとしています。トランスミッションは、従来モデルの5速から6速に変更し、燃費性能を向上させています。燃費は、従来モデルに比べ3.0km/L優れた30.0km/L(60km/h定地走行テスト値)を実現。高速走行時の静粛性向上にも寄与しています。また、エンジンの造形美をさらに高めるために、ドライブスプロケット部のカバーに質感の良いアルミダイキャスト製を採用しています。
※3 PGM-FIは、Hondaの登録商標です
● 装備
ギアポジションインジケーターや、平均・瞬間燃費表示など多機能な新型メーターを採用しています。また、ウインカーボディーは質感の良いアルミダイキャスト製としています。
● カラーバリエーション
新色のソードシルバーメタリックとパールスペンサーブルーの2種類を設定。CB1100 BLACK STYLEは、グラファイトブラックのみの設定です。
=CB1100 EXの主な特長=
● エンジン
CB1100と同様に、6速トランスミッションを採用。排気系は、CB1100 EX専用に開発した二重管クロームメッキ仕様のエキゾーストパイプを採用。左右に振り分けられた2本出しマフラーによって、力強いエキゾーストサウンドを追求しています。
● スタイリング・装備
トラディショナルイメージを深めるために、水平基調のデザインを採用しています。17L容量の燃料タンクはCB1100 EX専用に開発。シートは、ゆったりとしたライディングを考慮し、シートクッションを厚くし、新デザインの表皮を採用しています。また、サイドカバーは足つき性にも配慮した新形状としています。さらに、シート後部のグラブレールを水平に装着するなど、細部にもこだわった設計としています。
前・後には、アルミリムにワイヤースポークを組み合わせたホイールを採用。シンメトリーデザインを追求し、左右に振り分けた2本出しマフラーとあいまって、重厚感のある伝統的なスタイリングを実現しています。
● カラーバリエーション
キャンディーアリザリンレッド、パールサンビームホワイト、ダークネスブラックメタリック、インディーグレーメタリックの4種類を設定しています。
● CB1100 EX<ABS> E Packageの設定
CB1100 EX<ABS>タイプのみに設定し、ツーリングの利便性を高めたモデルです。生産工程でETC車載器とグリップヒーターの組み付けを行っています。メーターには、E Package専用のETC表示ランプと、グリップヒーターのレベルを5段階で表示する機能を設けています。
お客様からのお問い合わせは、
「お客様相談センター 0120-086819(オーハローバイク)」へお願い致します。
主要諸元
〔 〕内はABS仕様 【 】内はE Package仕様
※4 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※5 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果に基づいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
本田技研工業株式会社ホームページはこちら