ニュース

スズキ福祉車両ウィズシリーズに「スペーシア 車いす移動車」を設定し発売【スズキ】

2013年10月28日


スズキ㈱は、車両後部の格納式スロープにより、車いすに乗ったまま乗り降りできる「スペーシア 車いす移動車」をスズキ福祉車両ウィズシリーズに設定し、10月28日より発売する。

「スペーシア 車いす移動車」は、広い室内空間、使いやすさ、安全性能、環境性能を高い次元で実現した軽乗用車「スペーシア」の基本性能を活かしながら、ゆったりとした車いすスペースと、車いすでのスムーズな乗り降りを実現した福祉車両である。エネチャージ、エコクール等の次世代環境技術「スズキグリーン テクノロジー」を採用し、ベース車同様にエコカー減税の免税対象※1となる。

スズキ福祉車両ウィズシリーズには、スペーシアのほか、ワゴンR、エブリイ、エブリイワゴンを設定している。

「スペーシア 車いす移動車」の主な特長

■ゆったりとした車いすスペース
・  ベース車同様、室内の広さや使い勝手の良さをそのままに、ゆとりある頭上や足元・後方空間を実現した、ゆったりとした車いすスペース。
・  折りたたみ式のリヤシートにより、4名乗車時でもベース車同等の後席スペースを確保した(G リヤシート付車、X)。

■介助者の負担を大幅に軽減した乗降性
・  ワンアクションで簡単に開閉できるテールゲート一体型スロープを採用。スムーズに準備ができるため、介助者の負担を軽減するとともに、段差のない1枚スロープにより、車いすでの乗り降りの際の振動も軽減した。
・  開口高1,420mm、開口幅(最大)1,130mmの大きく広いバックドア開口部と、220mmの低い開口地上高。低床設計により、突出長880mm、角度12度の短くゆるやかなスロープを実現し、車いすでのスムーズな乗り降りを可能とした。
・  車いすでの乗り降りをアシストする電動ウインチと、ワイヤレスリモコンを全車に標準装備。電動ウインチはベルトを素早く引き出せるフリーモード付とし、介助者の負担を軽減した。

■走行時に車いす乗員も安心な装備
・  車いす乗員用の3点式シートベルトと、最適位置にレイアウトした手すりを標準装備。
・  固定ベルトは最適角度で車いすをしっかり4点固定し、走行時の安定感を高めた。
・  ゆるやかな4度の乗車姿勢角(車いすの傾き)を実現するフロア形状とし、安心感のある乗車姿勢を確保。
・  後席ロールサンシェードを採用(X)するなど、後席の快適性を向上。

メーカー希望小売価格


※1  「スペーシア 車いす移動車」は持ち込み検査となるため、届出時の実測値(寸法・重量)により減税対象であることが決定する。
※2  車いす移動車は消費税非課税。価格には、リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、届出等に伴う費用は含まれない。
*2WD車は前輪駆動。
*車体色 : シルキーシルバーメタリック、パールホワイト、フィズブルーパールメタリック(Xのみ)。パールホワイト塗装車は20,000円高。





スズキ株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#スズキ
#自動車メーカ
#2013年10月28日