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「ジュークNISMO」の販売台数が3,700台を突破 「GT-R NISMO」の開発は順調に進む【日産自動車】
2013年8月30日
「ジュークNISMO」は、本年1月の発売から7月末までの欧州、日本および米国における販売台数が3,700台を超えました。「ジュークNISMO」は、日産の革新的なクロスオーバーをベースにしたグローバルモデルで、お客様へワクワクをお届けすることを目指した新しいNISMO戦略の下でのラインアップ第1弾です。
「ジュークNISMO」に続き、「Z NISMO」も欧州市場で発売となりました。これは、日本では、「フェアレディZ NISMO」、米国では「370Z NISMO」として発売されていたもので、「Z NISMO」は、各市場で「Z」全体の販売台数の15~30%を占めています。
「マーチNISMO」は、NISMOラインアップの第3弾のモデルです。本年6月に発表し、納車は12月に予定されているにもかかわらず、お客様からすでにたくさんの注文を頂いています。
日産のニスモビジネスオフィス室長であり、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(以下、ニスモ)社長の宮谷正一は、「NISMOモデルが各市場で好評を頂いていることは、とても喜ばしいことです。私たちは、さらなるモデルを発売し、お客様の生活にさらなるドキドキとワクワクをもたらしていきます。」と述べました。
日産は、中期経営計画「日産パワー88」の期間中、少なくとも毎年1モデルという早いペースでNISMOモデルを発売し、日産のロードカーのラインアップを拡充していくことをコミットしています。この中には、日産のパフォーマンスとテクノロジーのフラッグシップである「GT-R」もあります。「GT-R NISMO」の開発は日本において順調に進んでおり、2014年の発売を予定しています。
「NISSAN GT-R」とNISMOモデルのチーフ・プロダクト・スペシャリストである田村宏志は、「『NISSAN GT-R NISMO』は、パフォーマンスを追求したGT-Rであり、モータースポーツからのフィードバックにより、真のパフォーマンスを求める方向けのクルマに仕上がる予定です。開発は順調に進んでいます。このクルマを市場に投入することが待ち遠しいです。」と語っています。
ニスモ : そのコアにあるのはレース
ニスモは、日産のラインアップにイノベーションとエキサイトメントをもたらすことを目指し、ロードカーの一流ブランドになるための活動を拡大していますが、その起源と情熱の源はモータースポーツ、特に、耐久レースおよびツーリングカーレースにあります。
ニスモは、世界耐久選手権などの最高レベルのGTカー、スポーツカーのレースに参戦しています。日本では、今シーズン、SUPER GTで史上初の3年連続の年間チャンピオンを目指しています。
またニスモは、プライベートチームへのエンジン供給にも力を入れており、2013年のル・マンでは、22台のLMP2車両のうち、上位5台も含む実に15台が、ニスモがチューニングを行った日産VK45DE V8エンジンを搭載していました。来年のル・マンでは、ニスモは「ガレージ56」枠に「「ZEOD RC」(Zero Emission On Demand Racing Car)で参戦する予定です。
日産とニスモは、レースカーだけではなく、レースドライバーの革新も行っていきます。日産は、GTアカデミーを通じて、バーチャルの世界のレースゲームのドライバーを実際のレースドライバーに転身させました。
ニスモの最近のレースにおける実績は以下の通りです。
● 2012年、ニスモは、「NISSAN GT-R」のレースカーを開発し、SUPER GTでドライバー、チームともに年間チャンピオンを獲得
● 2013年ル・マン24時間レースでは日産エンジンを搭載したLMP2車両が、クラストップ5を独占
● 2013年ブランパン耐久シリーズPro-Amクラスに参戦したNISSAN GT-R NISMO GT3が、シルバーストーンで優勝し、GTアカデミーの卒業生だけでチームを組んだスパ・フランコルシャンでは3位を獲得
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