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アメリカズ地域における生産台数を2014年に200万台以上に拡大【日産自動車】
2013年8月27日
新工場の稼働開始などによる生産増
日産のアメリカズ地域における生産能力は、昨今の米国工場の生産能力増強や、メキシコ、ブラジルでの新工場完成などにより、2014年初頭までに200万台を上回る予定です。
日産は、アメリカズ地域の力強い成長と、不安定な世界通貨の影響回避のため、同地域における新工場の建設と生産能力の増加に対して50億ドル以上の投資を行いました。これにより同地域での生産拠点は急速に拡大しています。また、この積極的な成長と拡大に対応するため、アメリカズ地域全体で1万人以上を新たに雇用しています。現在、ほとんどの雇用は完了または進行中の状態にあります。
日産は、メキシコにおいて50ケ月連続で市場シェアNo.1を獲得しています。アグアスカリエンテスでは新たに20億ドルを投資し、生産設備、サプライヤーパーク、品質確認のための試験場を作ることで、さらに勢いを増していきます。これらの設備は間もなく完成する予定です。新しい生産設備では第1段階として、日産のBプラットフォーム車を年間最大17万5,000台生産することが可能となり、アグアスカリエンテス、クエルナバカにある既存の2工場の補完を行う予定です。
また、ブラジルのレゼンデでは、15億ドルをかけ新しい生産工場の建設が行っています。生産開始は2014年前半となる予定で、Vプラットフォーム車を年間20万台生産する能力を持つ予定です。日産にとって南米初の工場となるレゼンデ工場では、ブラジルでの市場シェア拡大という日産の目標を支える生産を行っていきます。2012年、日産はブラジルにおいて3年連続で最も成長した自動車メーカーとなりました。
また、テネシー州デカードのルノー・日産アライアンスの新しいパワートレイン工場では、インフィニティおよびメルセデスベンツ向けの4気筒ガソリンエンジンの生産を2014年初頭より開始します。これはダイムラーとの合弁事業であり、年間生産能力は25万基です。
アメリカズ地域の生産能力
● ミシシッピ州キャントン 車両組立工場 – 45万台
● テネシー州スマーナ 車両組立工場 – 55万台
● メキシコ アグアスカリエンテス 車両組立工場 – 38万台
● メキシコ アグアスカリエンテス第2 車両組立工場(2013年)- 17万5,000台
● メキシコ クエルナバカ 車両組立工場 – 31万6,000台
● ブラジル レゼンデ 車両組立工場(2014年) – 20万台
● ブラジル クリチバ 車両組立* – 3万2,000台
*ルノー工場での生産。生産台数は2012年暦年の実績。
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