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中国R&D新会社で鍬入れ式を実施【トヨタ自動車】
2013年8月9日
トヨタ自動車㈱(以下、トヨタ)と中国第一汽車集団公司(以下、一汽集団)の合弁R&D会社である一汽トヨタ技術開発有限会社(以下、FTRD)は、現地時間8月9日(金)10時(日本時間11時)より、天津市泰達西区の新サイトにおいて鍬入れ式を実施した。
式典には、市政府からの来賓、地元メディア、合弁パートナーの一汽集団の金毅副総経理、トヨタからは山科忠専務役員、大西弘致専務役員らが出席した。大西専務は「FTRDは、中国のお客様のニーズに合った、もっといいクルマづくりを実現するため、これからの中国での事業展開にとって大変重要な拠点。」と語った。
トヨタと一汽集団は、一汽トヨタの研究開発の更なる充実をめざし、天津一汽トヨタ自動車有限会社(以下、TFTM)及び四川一汽トヨタ自動車有限会社(以下、SFTM)内にあった技術部門を分離統合し、昨年11月にFTRDを設立。総経理には、トヨタの川瀬正伸エグゼクティブアドバイザーが就任している。
FTRDは、TFTM敷地内で本年5月より業務を開始しており、設計棟、実験棟などの主要設備が完成する2015年に新サイトへの移転を予定している。
新サイトの総面積は、約11万m2。FTRDでは、中国における『車両本体の開発』の拠点として、合弁自主ブランド『朗世(ランシー)』を含む、中国向けのクルマの開発を行う。
トヨタは今後も、中国のお客様に喜んでいただける「もっといいクルマづくり」に取り組んでいく。
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