「MSC Nastran Desktop for TSV」を開発【エムエスシーソフトウェア／テクノスター】

2013年6月18日

MSCとテクノスター、「MSC Nastran Desktop for TSV」を開発、7月より販売開始

エムエスシーソフトウェア㈱（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：加藤毅彦、以下MSC）と、㈱テクノスター（本社：東京都港区、代表取締役社長：立石勝、以下テクノスター）は、「MSC Nastran Desktop for TSV」を共同で開発し、本年7月より販売を開始することを発表します。

両社は、汎用構造解析プログラムのスタンダードである「MSC Nastran」と、大規模モデル対応と操作性に定評のある「TSV-Pre,Post」を統合した「MSC Nastran Desktop for TSV」を、多様で高度なシミュレーションニーズに合わせて必要な機能を柔軟に構成することによって、解析専任者から設計者まで幅広い層に投入します。発売価格は年間リースで145万円より。

本製品は、「MSC Nastran」の精度の高い強力な解析機能に、強力な自動メッシング機能と大規模モデルに高速に対応するテクノスターの使いやすいCAE作業環境「 TSV-Pre,Post」を組み合わせたものです。これからCAEを始めるお客様や、現在のCAD統合型CAEシステムに満足されていないお客様、また大規模モデルが課題となっているお客様のニーズに対し、最高の問題解決能力を提供して参ります。

両社は「MSC Nastran Desktop for TSV」の開発を進めており、7月の販売開始に合わせて、共同でセミナーの開催を予定しています。今後はソリューションパッケージの販売やサポートにおける協業体制を通じ、双方の得意とするマーケットへの拡販を図ります。

エムエスシーソフトウェアの代表取締役社長である加藤毅彦は次のように述べています。「開発力に定評のあるテクノスターの技術を反映させた「MSC Nastran Desktop for TSV」により、大規模モデルを含めた幅広いユーザーニーズへのサポートをさらに強化できるものと期待しています。今後は最適化や非線形、疲労解析等の機能拡張を予定していますのでご期待ください」

テクノスターの代表取締役社長である立石勝は次のようにコメントしています。「「MSC Nastran Desktop for TSV」は、CAEのデファクトスタンダードであるMSC Nastranと革新的なプリポストであるTSVの完全な融合を実現した製品です。デスクトップ上で、大型モデルを精度の保証されたMSC Nastranで高速に解くことは、お客様にとって理想的なソリューションになると確信しています。今後はMSCの広範なソリューションが次々と織り込まれる予定ですのでご期待ください」

＊記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

MSC Softwareについて

MSC Software Corporationは、複合領域シミュレーションソリューションのグローバルなリーディングカンパニーとして、製品の設計やテストにおける品質向上、時間短縮、コスト削減を支援するソフトウェアおよびサービスを提供しています。MSC Softwareは、シミュレーション技術、ソフトウェア、ならびにサービスにより、短期間でより優れた製品を開発できるよう、世界中の何千社もの企業と協業しています。
MSC Softwareは、米カリフォルニア州サンタアナを本社とし、世界20カ国に支社・支店を展開しています。1982年2月に日本法人を設立し、本社の他、大阪、名古屋に営業拠点があります。アジア・パシフィック地域は、日本の他、北京・成都・上海・深セン・ソウル・台北・シンガポール・プネ（インド）に拠点があります。従業員数は世界で約1,100名です。

ホームページ： www.mscsoftware.co.jp

テクノスターについて

テクノスターは、2002年の設立以来、アジア発のデファクトスタンダードCAEソフトウェアを目指し開発に努めてまいりました。お客様の的確なニーズの把握と最先端のテクノロジーを結集し、CAE 汎用ソフトウェア「TSV-Solutions」を提供しております。グローバルな自動車、電機、機械部品、造船業界のリーディング企業や公的研究機関への導入実績および多くの国内外ソフトウェアベンダーとの協業実績があり、「技術開発力」はもとより、自社開発メーカーならではの「サポート体制」、ご要望に対する「レスポンスの早さ」にも高い評価を受けております。
資本金3.8 億円、本社所在地は東京都港区、海外拠点は中国および韓国、社員数約60名です。

ホームページ： www.e-technostar.com