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新開発スポーツシートがLEXUS新型ISに搭載 ~走りを楽しむホールド性と上質デザインを「表皮一体発泡工法」で実現~【トヨタ紡織】
2013年5月23日
トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)は、新たにスポーツシートを開発し、2013年5月に発表されたLEXUS新型ISのスポーティバージョン“F SPORT”に採用されました。このシートは、スポーツ走行に適した乗り心地性能と、LEXUSにふさわしい上質なデザイン性を両立しています。
新スポーツシートは、身体の曲線にあわせた理想的な凹断面形状で、身体全体を包み込む優れたフィット感と、旋回時にかかる重力加速度から肩や腰を保持する高いホールド性を確保しています。さらに、スリムかつ洗練されたシートデザインで高級感を演出しています。
今回シート開発に用いた「表皮一体発泡工法」は、金型にセットしたシートカバーの中にウレタンの原料を注入し、発泡させて成形するものです。成形したウレタンにシートカバーを被せる従来工法に比べ、より理想的なシート形状で、高度な乗り心地とデザインを両立します。この工法は、ファブリック、本革、合成皮革など多彩な表皮材による成形も可能にします。
トヨタ紡織は、クルマとの一体感を味わえる乗り心地を追求し、レース車両やスポーツカーなどに搭載されたスポーツシートを開発してきました。これからも、高性能スポーツシート開発で培った知見をいかし、世界中のお客様へ魅力的なシートを提案していきます。
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