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アジア・アフリカ向け戦略車を投入【三菱ふそうトラック・バス】
2013年5月7日
三菱ふそうトラック・バス㈱（本社：神奈川県川崎市、代表取締役社長：アルバート・キルヒマン 以下：MFTBC）は、ダイムラー・トラック部門として「アジアビジネスモデル」を策定するとともに、アジア・アフリカ地域での販売拡大を行うべく、同市場向け戦略車を投入することを発表しました。
ダイムラー・トラック部門において、拡大が見込まれるアジア・アフリカ地域に対し、「アジアビジネスモデル」を成長戦略として新たに策定しました。この戦略は、ダイムラー商用車部門としての中期ビジョンである「DT#1（Daimler Trucks No.1）」に基づくものです。
この戦略の中で、MFTBCおよびインド・チェンナイにあるDaimler India Commercial Vehicles Private Limited （以下：DICV社）の二つの拠点が中心となり、ダイムラー・トラック部門として開発したプラットフォームに基づき、FUSOブランドの新しいアジア・アフリカ向け戦略車を、2013年第2四半期までに投入します。この車両はアジア・アフリカ地域において、価格競争が強い市場に対して投入を行います。商品の概要・投入市場等、詳細については、後日発表の予定です。
「アジアビジネスモデル」はMFTBCおよびDICVが、強いリーダーシップを持つアジア・アフリカ地域において、更に販売を強化する戦略となります。なお、ダイムラー・トラック部門として、全世界の商用車販売を2015年までに50万台以上、2020年には70万台以上を計画しています。
MFTBC代表取締役社長・CEOで、ダイムラー・トラックアジア代表のアルバート・キルヒマンは、「アジアビジネスモデルは当社の事業を次のステップに進める役割を担っています。この戦略に基づき、アジア・アフリカ地域の新たなお客様に対して、新しい製品と最良のサービスを提供していきます。MFTBCとDICVの連携により、競合他社よりも一歩先に進むことが可能となります。」と述べました。
また、DICV社取締役社長・CEOのマーク・リストセラは、「品質の高いインド製のトラックである“バーラト・ベンツ”ブランドのトラック販売が、販売開始3か月間で1,000台を達成することが出来ました。DICVのチェンナイにある最新鋭の工場において、間もなく、アジア・アフリカ地域向けのFUSOの車両がインド市場向けの“バーラト・ベンツ”ブランドの車両と同じラインで生産を開始します。」と述べました。
MFTBC取締役副社長・セールス・アフターセールス本部長のカイ・ウーヴェ・ザイデンフースは、「MFTBCとDICVの協業により、更なる成長と効率化を図ることが出来ます。拡大したFUSOの最新鋭で経済的な製品ラインナップにより、お客様のニーズを新たなレベルで対応することが可能となります。」と述べました。
当社は、企業ビジョンである「FUSO 2015」において、「海外事業の収益性改善」を活動の柱として取り組んでおり、2015年までに「販売台数を年間20万台まで増加」を目標としています。
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