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オーストラリアに大型路線バスを初輸出【三菱ふそうトラック・バス】
2013年3月29日
~シドニー市にて実用供用試験を予定~
三菱ふそうトラック・バス㈱(代表取締役社長・CEO:アルバート・キルヒマン、本社:神奈川県川崎市、以下:MFTBC)は、大型路線バス「エアロスター」をオーストラリアに初めて完成車として輸出を開始したことを発表しました。
大型路線バス「エアロスター」は、三菱ふそうバス製造㈱(取締役社長:村山 節男、本社:富山県富山市、以下MFBM)で製造し、完成車としてオーストラリア市場に投入します。
なお、MFBMから大型路線バスの完成車輸出は初となります。
日本国内で評価の高い路線バスをベースに、小型バスRosaで長く培われたオーストラリアでの使用状況についてのノウハウと、開発当初からの現地販売部門との強力な連携により、床埋込み式の車いす用スロープ板の設置など、市場のニーズにマッチした商品となっています。
当社は、現地ボデービルダーによるボデー架装が市場の大部分を占める中、Made in Japanの完成車として、高い品質とサービスを提供して参ります。
同車両は、2013年3月からオーストラリアのシドニー市交通局にて、実用供用試験を実施しており、正式販売は2013年6月ごろの予定です。
今回の輸出について、MFTBCバス事業本部長の橋口博光は、
「オーストラリアへのエアロスターの輸出は、当社のバス事業にとって大変重要な節目であります。当社としては、今後市場の要望を踏まえ、バスの輸出を拡大して行きたいと考えています。
現在、オーストラリア市場において、当社の小型バス“ローザ”は既に高い評価を得ており、環境性能に優れた“エアロスター”の導入は、お客様に必ずや満足してもらえることと思います。」と述べました。
オーストラリア向け大型路線バス「エアロスター」概要
当社は、企業ビジョンである「FUSO 2015」において、「海外事業の収益性改善」を活動の柱として取り組んでおり、2015年までに「販売台数を年間20万台まで増加」を目標としています。
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