ニュース

マツダ財団が2013年度の事業計画を決定【マツダ】

2013年3月25日

公益財団法人マツダ財団(以下、マツダ財団)は、2013年度の事業計画を発表しました。新年度も引き続き、科学技術振興と青少年健全育成の2つの領域について、研究助成と事業助成を中心にさまざまな活動を行います。

マツダ財団理事長 山内 孝は、「先見性・独創性を常に念頭に置いて助成効果をより向上させるなど、事業内容を進化させながら、存在感のある財団を目指し、さらなる社会貢献に努めていきたい」と述べました。

なお、2013年度の総事業費は5,696万円とします。事業計画は次のとおりです。

科学技術振興関係

1. 研究助成
2013年度も機械、電子・情報、材料の3分野を対象に、「若手研究者」、「萌芽的研究」、「循環・省資源への寄与」を優先して助成します。
(助成金総額2,800万円、25件程度)

2. 事業助成
学会・研究機関などが中国地方で開催する小中高の生徒を対象とした科学体験事業に対する助成を行い、「科学するこころ」を養う取り組みを支援します。
(助成金総額100万円、10件程度)

3. 科学わくわくプロジェクト
広島大学の知的資源を活用した地域貢献を目的に、「科学わくわくプロジェクト」を同大学との共同事業として展開します。事業内容は、小~中学生を対象に最新の科学を分かりやすく紹介する「サイエンスレクチャー」、中学生を対象に、教科書にとらわれないハイレベルな科学を集中指導する「ジュニア科学塾」、応募者の高校生が自ら研究テーマを発意する、双方向での講座プログラム「科学塾研究室」など、多面的な構成となっています。
(負担金総額300万円)

青少年健全育成関係

1. 研究助成
2013年度も、市民活動の活性化に寄与する実践的な研究に対する助成に注力します。
(助成金総額400万円、4~5件)

2. 市民活動支援
2013年度は、広島・山口両県から寄せられた100件の応募の中から、東日本大震災復興支援活動を含む全31件、総額800万円への支援を決定しました。
(添付資料「マツダ財団 第29回市民活動支援一覧 -青少年健全育成-」参照)

3. 感動塾・みちくさ
財団法人広島市未来都市創造財団と共催の「感動塾・みちくさ」は、児童・指導者・ボランティアの創意工夫をはぐくむ事業を3会場で開催します。
(負担金総額100万円)

4. スタートラインプロジェクト
近年大きな社会問題になっている児童虐待の問題に、2013年度から新たに取り組みます。広島県内初の子どもシェルターを開設・運営しているNPO法人ピピオ子どもセンターと連携して、被虐待児等の成長・自立やスタッフの能力開発を支援する「スタートラインプロジェクト」を実施します。
(負担金総額100万円)

5. 講演会の開催
青少年健全育成の啓発を目的とする講演会を昨年度同様に実施します。

6. 大学寄付講義
広島女学院大学で単位互換「ボランティア論Ⅰ」を実施します。

マツダ財団は、科学技術の振興と青少年健全育成のための助成などを行うことにより、世界の人々が共に繁栄を享受し、心豊かに生きることのできる社会づくりに寄与することを目的として、1984年10月に発足しました。2010年11月に内閣府より公益法人への移行の認定を受け、公益財団法人マツダ財団として更なる社会貢献に取り組んでいます。これまでの助成実績は今回を含め合計1,736件、14億2,980万円です。今後一層社会のお役に立てるよう、マツダ財団はこれからも取り組んでまいります。


<添付>マツダ財団 第29回市民活動支援一覧 -青少年健全育成-




マツダ株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#マツダ
#自動車メーカ
#2013年3月25日