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東証なでしこ銘柄に選定【日産自動車】
2013年2月26日
日産自動車㈱(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は26日、当社が東京証券取引所のなでしこ銘柄に選定されたと発表しました。東京証券取引所は、特定のテーマや指標をベースに銘柄(テーマ銘柄)を抽出し、公表する取り組みを開始していますが、第三回目となる今回は女性活躍推進をテーマに銘柄を抽出した結果、当社が選定の運びとなったものです。
今回、女性活躍推進をテーマとした理由を東京証券取引所は、「女性活躍を推進する企業のすそ野を広げるという点で、経産省が今年度より取り組んでいる『ダイバーシティ経営企業100選』と共に効果を期待する」としています。
東京証券取引所は、日産をなでしこ銘柄に選定した理由として、以下の点を挙げました。
「日産は、女性のキャリア形成支援の面で、社内に女性のキャリアアドバイザーを配置し、相談体制を構築したほか、女性従業員を対象とする能力開発研修や、女性同士のネットワーキングのためのイベントを開催するなどの取り組みを進めています。国内における女性管理職の比率は、2004年の1.6%から、2012年には6.7%にまで増加しました。
家庭と仕事の両立支援の面では、『就業時間短縮制度』や『在宅勤務制度』などのほか、国内で3か所目となる事業所内託児所『まーちらんど』をグローバル本社(横浜)にも設置しました。また、育児休職者を対象とする『復職セミナー』を2011年から実施するなど、ソフト面での施策の充実も進めています。」
<東京証券取引所のニュースリリースより一部抜粋>
日産は、多様性(ダイバーシティ)を会社の強みと捉えて積極的に推進しています。自動車購入の意思決定の6割以上に女性が主体的に関与していることから、女性の視点・ニーズを取り入れた製品やサービスの開発が不可欠です。当社は多様化する市場のニーズに応えるため、今後もプロジェクトや組織のリーダーを担う女性が活躍できるような環境の整備に積極的に取り組んでいきます。
なお、日産は東証の第一回目のテーマ銘柄である「ESG銘柄*」にも選定されています。
*ESG:Environmental(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治:ガバナンス)
ブルーシチズンシップ
ブルーシチズンシップは「人々の生活を豊かに」というビジョンを実現するための、私たち日産の決意です。日産はお客さま、株主、従業員、地域社会を大切に思い、将来にわたって価値ある永続的なモビリティの提供に努めます。事業を通じて経済貢献すると同時に、社会の一員として、持続可能な社会の実現をめざします。
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