<オフロード法2011年基準適合>小型ブルドーザー「D37EX/PX-23」、「D39EX/PX-23」を新発売【コマツ】

2013年1月18日

コマツ（社長：野路國夫）は、最新技術を随所に織り込み、オフロード法（*1）2011年基準に適合した小型ブルドーザー「D37EX/PX-23」、「D39EX/PX-23」を1月1日から発売しました。
新発売の4機種は、NOx（窒素酸化物）とPM（粒子状物質）の排出量を大幅に低減し、日本（特定特殊自動車排出ガス2011年基準）・北米（EPA Tier4 Interim）・欧州（EU Stage 3B）の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載しています。更に従来型ですでに採用している電子制御HST（*2）を、稼働状況に合わせて最適に制御することにより、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを達成し、燃料消費量を当社従来機に比べ10%低減（*3）しました。
また、運転席には高精細7インチLCDモニタを新たに採用しています。安全かつ正確でスムーズな作業を実現するとともに、エコガイダンス等の表示により省エネ運転のサポートも行います。
更に、新車購入時に自動的に付帯される、国内で初めてパワーラインの保証延長と無償メンテナンスを取り入れた、新たなサービスプログラム「KOMATSU CARE（コマツ・ケア）」の提供により、トータルライフサイクルコストの低減と長時間稼働に貢献します。

*1．オフロード法:特定特殊自動車排出ガスのNOx（窒素酸化物）、PM（粒子状物質）排出量の規制等に関する法律。
*2． HST:Hydro-Static Transmission（ハイドロスタティック・トランスミッション：油圧駆動）
*3． Pモード時での当社従来機との比較（当社テスト基準による）。実作業では作業条件により異なる場合があります。

[写真は新発売の「D37PX-23」]*一部オプションが含まれています。

主な商品の特徴

1．環境、経済性
・特定特殊自動車排出ガス2011年基準適合車
コマツが長年積み重ねてきた独自のエンジンテクノロジーを結集し、新たに開発した新世代エンジンを搭載。日本（特定特殊自動車排出ガス2011年基準）・北米（EPA Tier4 Interim）・欧州（EU Stage 3B）の排出ガス規制をクリアしています。
・燃料消費量10%低減（*2）
電子制御HSTによる稼働状況に合わせた最適制御や低燃費エンジンの採用などにより、機械ポテンシャルを最大限に引き出しながら燃料消費量を当社従来機に比べ10%低減しました。
・ 2つの作業モード「Pモード」、「Eモード」
パワフルで大きな作業量の「Pモード」と燃料消費量の少ない「Eモード」を新たに設定。作業に応じてマルチモニタのスイッチ操作で選択することが出来ます。

2．安全・快適性
・ ROPS一体型モノコックキャブ
従来と同様にROPSとキャブを一体化したモノコックキャブを装備。高剛性で密閉性に優れるため騒音・振動・ホコリをシャットアウトするほか、抜群の全方向視界も確保しています。

3． ICT 、安心
・高精細7インチLCDモニタ
見る角度や照明条件に影響されにくいTFT液晶パネルの高精度モニタを新たに搭載。使いやすいスイッチレイアウトと多機能なファンクションキーにより、安全かつ正確でスムーズな作業を実現します。また、エコガイダンス等の表示により省エネ運転のサポートも行います。
・「KOMATSU CARE（コマツ・ケア）」
特定特殊自動車排出ガス2011年基準適合車のための国内初の新たな新車保証プログラムです。無償プログラムと有償プログラムで構成。無償プログラムは、従来の保証（1年間）に加え、以下の項目を追加しています。
①パワーラインの3年間または5,000時間のいずれか早い方までの保証延長
②エンジンのオイル・フィルタ交換（500時間毎に4回）の無償メンテナンス