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パリボートショーで新型船外機「DF60AV」を発表【スズキ】
2012年12月7日
スズキ㈱のフランスにおける船外機・二輪車・四輪車の販売子会社スズキフランス社は、12月7日※からフランス・パリで開催されているパリボートショー(Salon Nautique International de Paris)で新型船外機「DF60AV」を発表した。
※12月7日はプレスデー。一般公開日は12月8日から12月16日まで。
「DF60AV」は総排気量941cm3、最高出力44.1kW(60PS)の軽量・コンパクトな4ストローク船外機「DF60A」をベースに、大きなサイズのプロペラと最適な減速比のギヤを装着し、中低速での扱いやすさを向上させた。多くの荷物を積載したり、多人数が乗船した場合など、ボート自体の重量が増加した場合でも十分な推進力を得る事が出来るハイスラスト(高推進力)仕様の船外機である。
「DF60AV」は2013年夏より、全世界で順次販売を開始していく計画である。
スズキは、パリボートショーで「DF60AV」に加え、リーンバーン(希薄燃焼)システムや電子制御方式のスロットルとギヤを追加したことで燃費と操作性の向上を実現した「DF175/150」、停泊時の海水による腐食や浅瀬でのスクリュー等の破損を防ぐための船外機の上げ下ろしをスイッチ操作で行えるパワーチルト装置を追加した「DF20AT」などの追加仕様モデルを展示した。またコンセプトモデルとして、カーボン製エンジンカバー採用による軽量化と吸気効率の向上による高出力化を実現した「DF300+(プラス)」や、市販モデルなど合計19基の船外機を出品した。
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