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福島第一原子力発電所向けの4足歩行ロボットの開発について【東芝】

2012年11月21日


当社は、福島第一原子力発電所向けに、人が作業できない場所での調査・復旧作業を実施する4足歩行のロボットを開発しました。

新開発したロボットはカメラや線量計を搭載しており、遠隔操作で原子力建屋内の状況把握が可能な作業ロボットです。当社が独自開発した不整地や段差での歩行を制御するアルゴリズムと多関節構造により、4足で障害物を避けながら歩行するとともに、階段を登り降りできるため、従来の車輪やクローラタイプのロボットでは到達困難だった場所で作業が可能となります。また、新開発したロボットから有線で接続し、狭隘路の先や構造物の陰にある設備・機器・配管の状態を撮影する小型走行車も開発しました。

当社は今後も作業ロボットの技術開発を進め、遮蔽体の搬入・設置、止水作業、障害物搬出等の応用動作に対応できるよう改良を進めていきます。

ロボットの概要

小型走行車の概要


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