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マツダ、新開発ディーゼルエンジンが「市村産業賞 貢献賞」を受賞

2024年3月19日

  

マツダ、新開発ディーゼルエンジンが「市村産業賞 貢献賞」を受賞

  

 マツダ株式会社(以下、マツダ)は、第56回市村賞(主催:公益財団法人市村清新技術財団)において、同社のクロスオーバーSUV「MAZDA CX-60」に搭載する新開発3.3L直列6気筒ディーゼルエンジン(以下、「SKYACTIV-D 3.3」)が「市村産業賞 貢献賞」を受賞したことを、本日公表しました。

市村賞は、科学技術の進歩や産業の発展に貢献した技術開発者を表彰するもの*1で、今回、マツダが受賞した「市村産業賞 貢献賞」は、優れた国産技術を開発することで、産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者を対象としています。


3.3L直列6気筒ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 3.3」

「MAZDA CX-60」

 マツダは、カーボンニュートラル達成に向けて、お客さまのニーズを踏まえた各地域のパワーソース適性やエネルギー事情などにもとづいた「マルチソリューション」の考え方で“走る歓び”と“優れた環境性能”を両立するパワーユニットの開発に取り組んでいます。今回の受賞対象である「SKYACTIV-D 3.3」では、燃焼機能を高めることで高い出力性能と優れた環境性能を両立する技術を開発しました。独自の2段エッグシェイプ燃焼室で混合気を空間的に制御するDCPCI 燃焼*2と大排気量化によって、トルクと出力の大幅な向上と最新の排ガス規制に適合する環境性能を実現しました。加えて、本技術に電動化技術M HYBRID BOOST (48V マイルドハイブリッド)システムを組み合わせた「e-SKYACTIV D 3.3」では、当社従来ディーゼルエンジン車*3比で約27%の燃費改善を実現しています。

 マツダは、今後も「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させ続け、お客さまの日常に移動体験の感動を創造し、「生きる歓び」をお届けしていくことを目指してまいります。

【受賞概要】
名称 :市村産業賞 貢献賞
テーマ:「燃焼機能を高めた3.3L直列6気筒ディーゼルエンジン」
受賞者: 金 尚奎 (きむ さんぎゅ)
    志茂 大輔(しも だいすけ)
    森永 真一(もりなが しんいち)

*1  「市村産業賞」、「市村学術賞」、「市村地球環境産業賞」、「市村地球環境学術賞」の4つの分野で表彰。
   贈呈式は、2024年4月19日(金)、帝国ホテル東京(東京都千代田区)で行われる予定。
*2  DCPCI:Distribution Controlled partially Premixed Compression Ignition(空間制御予混合燃焼)
*3  「MAZDA CX-5」 SKYACTIV-D 2.2搭載車

  

  

  

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