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電気自動車向け二次電池用導電性カーボンブラックの新工場建設検討のため、 タイ石油化学大手IRPC Public Company LimitedとのMoU※を締結【ライオン】
2024年2月14日
ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社、
電気自動車向け二次電池用導電性カーボンブラックの新工場建設検討のため、
タイ石油化学大手IRPC Public Company LimitedとのMoU※を締結
ライオン株式会社(代表取締役兼社長執行役員:竹森 征之)の連結子会社であるライオン・スペシャ
リティ・ケミカルズ株式会社(代表取締役社長:吉武 治、以下LSC)は、主に電気自動車のリチウムイオン
二次電池(以下、LIB)の電極用導電助剤として使用される導電性カーボンブラックの世界的な需要の
高まりに応えるため、タイの石油化学大手のIRPC Public Company Limited(CEO:Kris Imsang、以下
IRPC)と新工場建設に向けた検討を共同で進めるためのMoUを締結することを決定しました。
※ MoU:Memorandum of Understanding
1.MoU締結の目的
当社グループは、人々の健康で快適、清潔・衛生的な暮らしの実現およびサステナブルな社会への貢献
に向けて、詰め替え容器の普及促進、モーダルシフト推進といった日用品業界、生活者向けの取り組み
だけでなく、特長ある機能性材料を産業界のお客様に使用していただくことでサステナブルな社会に貢献
する活動も推進しています。
その一つとして、LSCが販売する導電性カーボンブラックは、LIB用導電助剤、帯電防止剤として産業界
のお客様に広くご愛顧いただいており、このうち特にLIB用導電助剤として採用いただくケースでは、電気
自動車による温室効果ガス排出削減に間接的に貢献しているものと考えております。
昨今の世界的な電気自動車需要の高まりに伴い、LIB用導電性カーボンブラックの需要も急激に高まっ
ており、その需要に対応するために、国内外で新たな工場の建設候補地を検討してまいりました。
今般、タイの石油化学大手のIRPCから新工場建設に向けた検討の協力が得られることとなったため、
同社とMoUを締結し、具体的な検討を開始しました。
(1) | 名称 | IRPC Public Company Limited |
(2) | 所在地 | 本店および工場)299 Moo 5, Sukhumvit Road, Choeng Noen Subdistrict, Mueang Rayong District, Rayong, Thailand バンコク事務所) 552/2 Energy Complex, Building B, Floors 6th – 10th,Vibhavadi Rangsit Rd., Chatuchak, Bangkok 10900, Thailand |
(3) | 代表者の役職・氏名 |
President and Chief Executive Officer
Mr. Kris Imsang |
(4) | 事業内容 | 石油精製、石油化学 |
(5) | 資本金 | 20,475百万タイバーツ |
(6) | 設立年月 | 1978年8月 |
3.今後の予定
IRPCと新工場建設に向けた具体的な検討を行い、2025年1月を目途に最終的な投資判断を行う予定
です。
以上
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