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船外機 「F450A」 を日本市場に導入【ヤマハ発動機】

2024年2月22日

  

船外機 「F450A」 を日本市場に導入
~トルクとパワー、利便性と信頼性を追求した最大馬力モデル~

  

 ヤマハ発動機株式会社は、当社船外機ラインナップで最大馬力の船外機「F450A/FL450A*」(最大出力450馬力)の国内販売を2024年8月に開始します。

 「F450A/FL450A」は、2023年春に北米市場から発売を開始し、海外市場で高評価を得ているV型8気筒、排気量5,559cm³のパワーユニットを採用した大型4ストローク船外機です。重量を抑えながら、卓越したパワーとトルクを実現。スムーズでスピーディなステアリング操作を実現する「内蔵型電動ステアリング」、チルト機構の操作性を向上させた「TotalTilt(R)」機能などを搭載し、利便性と快適性を追求しています。
※ FL450A はプロペラ左回転のカウンターローテーション仕様のモデルです。



「F450A」
ホワイト


「F450A」
グレー

  

【国内導入の背景】

 船外機の主要市場のひとつである北米では、30フィート以上の大型ボートの推進機として船外機を搭載するスタイルが増加しています。こうした市場環境の中、パワーと加速性能、燃料経済性、メンテナンス性、信頼性に定評のある「F300F」「F450A」をはじめとする当社の大型船外機の販売は堅調に推移しています。
 日本国内においても、中・大型ボートに船外機を搭載するスタイルは注目され、大型船外機需要が高まりつつあることから、「F450A」を国内市場に導入するものです。
 発売に当たっては、当社が開発を進める大型フィッシングボートとのパッケージ化のほか、市場の既存大型ボートでのエンジン換装需要を見込んでいます。さらに漁業や観光業などの業務艇市場への投入も視野に入れています。

  

【「F/FL450A」の主な特徴】
●卓越したパワーとトルクを発揮

V型8気筒、排気量5,559cm³のエンジンを採用し、シリーズ最高のパワーとトルクを発揮します。

●発電能力の大幅な向上
位相角制御充電システムを採用。特に低回転域での発電能力を向上させ、多様な電子機器を安定して使用できる電力を供給します。

●チルト機構の操作性を向上
より便利でスムーズなチルト操作ができる「TotalTilt(R)」を搭載しています。

●充実したプロペラ・オプション
ボートや用途に合わせて専用設計されたプロペラをオプション設定。水をより長く保持し、プロペラキャビテーションの影響を抑制します。

●新たな外観デザイン
デザインコンセプト「アブソルート エレガンス」をさらに進化。個性的でダイナミックなフォルム、立体的なクロムエンブレムなど、フラッグシップに相応しい洗練されたデザインを採用しています。

●従来最大馬力モデル「F425A」の技術を継承
スムーズでスピーディなステアリング操作を実現する内蔵型電動ステアリングを搭載。また、燃料を高精度に各燃焼室に直接噴霧するダイレクトフューエルインジェクション/高負荷運転に対応する高強度のギアケースやブラケットやカムシャフト/プラズマ溶射技術によって成形したスリーブレスシリンダー/イリジウム・スパークプラグの採用など、F425Aで定評のある信頼性、耐久性を継承しています。

  

【製品サイト情報】

https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/lineup/outboard/4st/f450a/new window 【主要諸元】

【F/FL450A 船外機ラインナップ】

※モデル名末尾の「X」、「U」はトランサムのサイズ
※モデル名先頭の「FL」はカウンターローテーション対応モデル
※価格はリギング類、プロペラを除く

  

  

  

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