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「マツダ CX-5 SKYACTIV-D 2.2」が、「2012~2013日本自動車殿堂カーテクノロジーオブザイヤー」を受賞【マツダ】
2012年11月01日
NPO法人日本自動車殿堂主催の「2012~2013日本自動車殿堂カーテクノロジーオブザイヤー」が本日公表され、マツダ株式会社が本年2月に発表した新型「マツダ CX-5」の新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」搭載車および開発グループが、同賞を受賞しました。
「カーテクノロジーオブザイヤー」は、日本自動車殿堂の会員である11名の大学教授や研究者による審査で選ばれたものです。受賞の理由は次の3点です。
1. 新世代の低圧縮比クリーンディーゼル技術
2. 環境性能と動力性能を高い次元で両立
3. ポスト新長期規制に適合した環境技術
「SKYACTIV-D 2.2」は圧縮比を世界一*低い14.0にすることで、燃料の軽油と空気をムラなくきれいに混合・燃焼させ、NOxやPMの発生を抑制しました。理想的な燃焼を実現することで、高価なNOx後処理装置なしでポスト新長期規制に適合させ、クリーンディーゼルエンジン車をお客様にお求めやすい価格で提供することを可能にしました。
吸気工程で高温の排出ガスの一部を燃焼室に取り込む可変バルブリフト機構や、緻密な燃料噴射制御が可能なマルチホールピエゾインジェクターなどの技術を同エンジンで採用し、低圧縮比のディーゼルエンジンの課題である低温時の始動性や燃焼安定性を確保しています。
同エンジンを搭載した「CX-5」は、18.6km/L(JC08モード、2WD車)の優れた燃費性能と、最大トルク420N・mによる4.0L V8ガソリンエンジン車並みの力強い走りを両立しています。また、11月20日(火)発売予定の「マツダ アテンザ」にも同エンジンが搭載されます。
* 2012年6月時点(マツダ調べ)
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