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高速加工と難加工材料への対応を強化、三菱細穴放電加工機「SH12」発売【三菱電機】

新電源搭載により、高速加工と難加工材料への対応を強化
三菱細穴放電加工機「SH12」発売のお知らせ

三菱電機株式会社は、新開発のFH-B電源の搭載により、ドリルでは加工困難な細くて深い穴を高速加工でき、切削困難なニッケル合金などにも高品位な穴を加工できる細穴放電加工機「SH12」を5月20日に発売します。

新製品の特長

1.  新開発のFH-B 電源により高速加工
・新開発した最大加工電流120AのFH-B電源により、加工速度を30~50%※1 向上
・直径0.1mmから3mmの細穴を高品位加工
・オプションのFH-A電源により、直径0.1mmから0.3mmの微細穴を更に高品位に加工
※1 従来機MEMH43Sとの比較。直径1mmのコアレス電極で純水加工液を使用し、鋼材を加工した場合

2.  切削加工困難な材料も高品位加工
・ニッケル合金やチタン合金などの難加工材料の高品位加工が可能
・特にニッケル合金の加工では、変質層の厚みを半分以下※2 に大幅低減
・合金類以外に、炭化ホウ素(B4C)、炭化珪素(SiC)などの導電性セラミックスも加工可能
※2 従来機MEMH43Sとの比較。直径0.7mmのコアレス電極でニッケル合金を加工した場合

3.  幅広い加工要求に対応
・最新のデジタル制御により、速度重視から精度重視まで、幅広い加工要求に対応
・電極自動交換装置やリニアスケールなど、オプションを豊富に用意

発売の概要

品名 形 名 標準価格(税抜き) 発売日 販売目標
細穴放電加工機
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SH12
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1,100万円
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5月20日
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2011年度50台
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