ZMP独自開発の自動運転OS「IZAC（アイザック）」OEM供給開始

2023年7月21日

ZMP独自開発の自動運転OS「IZAC（アイザック）」OEM供給開始

～建機・農機・業務用車両などをスピーディに自動運転化～

株式会社ZMP（東京都文京区、代表取締役社長：谷口恒、以下ZMP）は、当社が独自に開発した自動運転OS「IZAC®（アイザック）」のOEM供給を開始いたします。

IZACは、ZMPが独自に開発した自動運転OSです。車両・ロボットの自動走行に必要となる「認知」「判断」「操作」を担い、様々な環境下での信頼性の高い自動走行を実現します。都心部公道での自動運転タクシーや、テストコースを高速で自動走行する試験業務用車両、空港制限区域内での自動運転バス・無人けん引車、など走行速度の高い車両の自動走行から、多くの歩行者がいる環境で自動走行する宅配ロボットDeliRo®（デリロ®）、一人乗りモビリティRakuRo®（ラクロ®）など、様々な車両・ロボットに搭載され実際に運用されています。

IZAC OSは、お客様が自動化したい建機・農機・産業用車両等のモビリティに実装して自動走行を可能とします。各モビリティの仕様や走行条件により必要となるセンサー類も合わせてご提案可能です。

ZMPは、IZAC OSのOEM供給により、様々な車両・モビリティの自動化を推進し、生産性向上や人材不足対策、付加価値の創出やサービスの向上をご支援いたします。

自動運転OS IZAC（アイザック）の特徴

1.高い信頼性の自動運転システム
公道を走行する自動運転タクシーなどの開発で蓄積してきたIZAC OSは、現在、時速90km以上で無人自動走行する試験業務用車両RoboCar®、多くの歩行者が行き交う歩道で安全に走行する宅配ロボットDeliRo®（デリロ®）・一人乗りモビリティRakuRo®（ラクロ®）、工場・倉庫で活躍する無人フォークリフトCarriRo® Fork、物流支援ロボットCarriRo®などに搭載され、実際の現場にて運用されています。

2.様々な車両・モビリティへのスピーディな実装
ZMPは、小型EVバス、乗用車、無人けん引車、建機、宅配ロボ、一人乗りモビリティなど、様々な大きさ・形状・速度域・用途・運行環境で自動走行する車両・モビリティにIZAC OSを実装してまいりました。これらの実績と知見から、お客様の車両・モビリティへスピーディに自動運転機能を実装いたします。

3.高い機能拡張性
IZAC OSは、コンポーネントベースのアーキテクチャを採用しています。「認知」「判断」「操作」それぞれを実現する各機能をコンポーネントとして開発をし、各コンポーネントをつなぎあわせるフレームワークのため、高い開発効率・保守性、に加えて、将来の機能拡張がしやすい構造となっています。