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三菱自動車、欧州市場向けの新型コンパクトハッチバック『コルト』を発表
2023年6月9日
三菱自動車、欧州市場向けの新型コンパクトハッチバック『コルト』を発表
三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼最高経営責任者:加藤 隆雄、以下三菱自動車)の欧州事業統括会社であるミツビシ・モーターズ・ヨーロッパ・ビー・ブイは、欧州市場向けの新型コンパクトハッチバック『コルト』を発表しました。
新型『コルト』オンライン発表会(英語のみ)
URL:https://youtu.be/uli4jGVPjXU
新型『コルト』 |
1.主な変更点
本年3月から欧州で販売し好評を博している『ASX』に続いて、アライアンスパートナーであるルノーよりOEM供給を受ける新型『コルト』は、アライアンスによるCMF-Bプラットフォームを採用、5ドアコンパクトハッチバックとして欧州市場に9年ぶりに再投入します。同車はトルコのルノー社ブルサ工場で生産し、本年10月より三菱自動車の販売ネットワークを通じて、欧州で販売を開始する予定です。
1.デザイン
新型『コルト』は、欧州の街並みに映える力強くスポーティな外観としました。
フロントには、三菱自動車のフロントデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」の要素を取り入れた、両サイドに広がる勢いを表現したグリルを採用し、上部にスリムなフルLEDヘッドライト、下部にL字型のLEDデイタイムランニングランプを組み合わせることで、シャープな表情に仕上げています。リヤではワイド感を強調するバンパーにより、スポーティで安定感のあるデザインを実現しました。
2.パワートレイン
新型『コルト』では、環境に配慮したハイブリッド(HEV)モデルとガソリンエンジンモデルを設定しました。HEVモデルでは1.6Lガソリンエンジンに駆動用と発電用の2つのモーター、マルチモードの自動変速機と1.2kWhの駆動用バッテリーを組み合わせました。ガソリンエンジンモデルでは1.0Lガソリンターボエンジンと6速マニュアルトランスミッション、1.0Lガソリンエンジンと5速マニュアルトランスミッションの組み合わせを設定しています。
3.快適性・安全性
上質感のある室内では、インストルメントパネルの中央にスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)を配置しました。7インチと9.3インチ*1のディスプレイから、走行モードやエンジンの出力特性、ステアリングフィール、車内環境などを個別設定できる「マルチセンス」システムを操作可能。走行モードは「マイセンス」「スポーツ」「エコ」の3つから選択することができます。さらに、BOSEプレミアムサウンドシステム*1によって、ドライブ中も臨場感のあるオーディオ体験を楽しむことが可能です。また、先進安全装備*2を充実させたことにより、ドライバーの運転をサポートするとともに、安全・安心なドライブを提供します。
*1:グレード別装備
*2:新型『コルト』に含まれる先進安全装備は下記の通りです。
- レーダークルーズコントロールシステム[ACC](全車速追従機能付)
Adaptive Cruise Control with Stop & Go
- 車線逸脱防止支援機能[LDP]Lane Departure Prevention
- 駐車支援システム Easy Park Assist
- 衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]Forward Collision Mitigation system
- 車線逸脱警報システム[LDW]Lane Departure Warning
- オートマチックハイビーム[AHB]Automatic High Beam
- 標識認識システム[TSR]Traffic Sign Recognition
- 後側方車両検知警報システム[BSW]Blind Spot Warning
- 後退時交差車両検知警報システム[RCTA]Rear Cross Traffic Alert
【ご参考】
『コルト』は三菱自動車が乗用車で初めて採用したペットネームで、1962年に『コルト』の名を冠した最初の車『コルト600』が登場しました。1967年の『コルト1000F』による国際ラリーへの初参戦以降、三菱自動車はモータースポーツへの挑戦を続け、今日のクルマづくりに繋がる礎となっています。数世代にわたって国内外で多くのお客様にご愛用いただき、欧州においては1978年から2014年にかけて120万台以上を販売しました。
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