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「人とくるまのテクノロジー展2023 横浜」に出展【日本精工】

2022年5月10日

  

「人とくるまのテクノロジー展2023 横浜」に出展

  

・カーボンニュートラルを見据えた「走る」「曲がる」「止まる」の電動化対応の幅広い製品をご紹介

・現在から未来に向けた自動車市場の電動化ソリューションとしての新製品、新技術を日本初出展

 日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下NSK)は、2023年5月24日~5月26日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2023 横浜」に出展します。並行して、NSKは、2023年5月17日~6月7日のオンライン展にも出展します。

  

「人とくるまのテクノロジー展2023 横浜」概要

 本イベントは、公益社団法人自動車技術会が主催し、本年は出展社数約500社、来場者数約40,000人が見込まれている国内最大級規模の自動車技術展示会です。

  

NSK 出展コンセプト

 自動車産業は100年に一度の大変革期にあり、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)などの電動車が普及する中、技術の多様化と革新が進んでいます。

 本展示会では、NSKの「走る」「曲がる」「止まる」の電動化に対応する自動車の要素部品からユニット製品までの幅広い製品群を展示します。これらを通じて、自動車市場のカーボンニュートラル実現にNSKが貢献していく姿を紹介します。

 主な出展品は、国内初出展の新製品・新技術で、それらの製品がどの部位で使用されるのかをEVパワートレインの核となるeAxleなどのカットモデルを使って可視化して展示します。また、NSKの開発した製品の機能を動展示や体感型展示で紹介しています。会場では、NSKが考える未来のクルマをカーモックにて、そして未来のクルマが創り出すであろうカーボンニュートラルな社会をジオラマにて表現します。

 NSKは、今後も社会のあらゆるニーズにお応えし、世界のモビリテイ技術をリードしていきます。

  

主な出展品

日本初出展!
◆「走る」:EV変速向け セレクタブルワンウェイクラッチ(OWC) &電動クラッチパック

<特長>
・シンプルな構造の平行軸タイプ向けの2速変速機構
・セレクタブルワンウェイクラッチにより変速制御の簡素化が可能
・2速変速化での低速トルクアップにより、乗用車用から商用車・ピックアップトラックまでモータの適用範囲を拡大
・NSK製品の使用部位をカットモデルの中で可視化して展示

  



◆「走る」:磁歪式トルクセンサ

<特長>
・量産車の駆動軸トルクを検出できる非接触式トルクセンサシステム
・トルクフィードバック制御によるシームレス変速や逆入力トルク検出への活用
・搭載性の向上や製品ラインナップの拡充
・会場ではセンシングの様子が分かる体感展示をご紹介

  


日本初出展!
◆「曲がる」:電動パワーステアリングシステム(シングルピニオンEPS)

<特長>
・車両重量が大きいEVにも対応した大推力(約13kN)を発生可能
・モータのアシストトルクを増幅する減速機を高減速比化し、推力の向上とモータの小型化を実現
・減速機への斜交型ウォームギアの採用と減速機のラックバー下側配置により車両搭載性を向上
・冷間鍛造成型により可変ギアレシオを持つラックバーの小径・軽量化を実現
・サイバーセキュリティに対応した高出力のMCU(Motor Control Unit)と、機能安全対応のトルクアングルセンサを搭載

  



◆「止まる」:電動油圧ブレーキ用ボールねじ

<特長>
・ボールねじに必要な機能・周辺部品を一体化し、小型・軽量化・高信頼性を実現
 (ナット内径にボール循環溝を一体成型、ナット外径に軸受を一体化など)
・自動ブレーキの高応答性など安全技術の高度化に貢献
・タッチパネルを使った体験型展示をご用意

  

その他展示物

上記の展示物のほか、

・EVの2速化により航続距離延伸と動力性能向上に貢献する「パワーフロースイッチングデバイス」の動展示
・電動車向け「低フリクションハブユニット軸受」の体感展示など、NSK独自のEV向け製品も広く展示します。


◆カーモックアップ:NSK製品を搭載したEV車

◆ジオラマ:未来のモビリテイ社会

  

出展概要

展示会名 人とくるまのテクノロジー展2023 横浜
会場 パシフィコ横浜(神奈川県横浜市) オンライン
開催期間 2023年5月24日(水)~5月26日(金) 2023月5月17日(水)~6月7日(水)
出展ブース No.147 ONLINE STAGE 1
公式サイト https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/

  

NSKについて

 NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国以上に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

 企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

プレスリリース記載の情報は報道発表日時点の情報です。
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