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Nexperia、24Vボード・ネット・システム向け 車載ネットワークESD保護製品ラインナップを発表

2023年3月3日

  

Nexperia、24Vボード・ネット・システム向け
車載ネットワークESD保護製品ラインナップを発表

複数のパッケージならびにキャパシタンスの選択肢と、36 V VRWMに対応することにより
商用自動車アプリケーションにおける設計のフレキシビリティを向上

  

必要不可欠な半導体のエキスパートであるNexperia(本社:オランダ、ナイメーヘン)はLIN、CAN、CAN-FD、FlexRay、SENTなどの車載ネットワーク(IVN)のバスラインを静電放電(ESD)や他の過渡電流による損傷から保護する6つのESD保護デバイス含む¬AEC-Q101準拠の製品ラインナップ(PESD2CANFD36XX-Q)を発表しました。データレートの高速化とクルマに搭載される電子機器の増加に伴い、ESD 保護の必要性がますます重要になり、適切な保護の実現が設計エンジニアにとって課題となっています。

乗用車や小型車で用いられるバッテリー電圧とは対照的に、トラックや商用車では24Vのボード・ネットを使用するのが一般的です。通常、24Vのボード・ネットにあるセンシティブな信号ラインを保護するには、動作電圧が32V以上のESD保護デバイスが必要です。こうした要件を満たすため、Nexperiaは最大36Vの逆スタンドオフ電圧と最大22kVのESD保護を備えた製品のラインナップを用意しました。さらに、IPP = 1AでVCL= 48Vという低いクランプ電圧により、システムレベルでクラス最高のIVN堅牢性を提供します。

車載ネットワークの要件と設計の容易さを考慮し、Nexperiaはこの製品ラインナップをSOT23またはSOT323に封止し、4.3pF、6pF、10pFの3種類の超低キャパシタンス・クラスで提供することにより、信号品質に影響を与えずにインターフェース間の円滑な通信を実現しました。この組み合わせにより、PCB設計におけるフレキシビリティが最大限に向上し、設計者は複数の選択肢から性能を選択できます。

これらの製品仕様、データシートなど詳しい情報についてはNexperia.comのポートフォリオページ をご覧ください。

  

Nexperiaについて
Nexperiaは世界ですべての電子設計に求められる必要不可欠な半導体やコンポーネントの量産のエキスパートとして、世界をリードしています。Nexperiaはダイオード、バイポーラ・トランジスタ、ESD保護デバイス、MOSFET、GaN FET、アナログ/ロジックICなどの広範な製品ポートフォリオを提供しています。本社はオランダのナイメーヘンで、年間製品出荷数は1,000億を超えており、各製品は自動車業界が設定した厳格な基準に適合しています。Nexperiaの製品はプロセス、サイズ、消費電力、性能の面で効率のベンチマークとして高い評価を得ており、貴重な電力とスペースを節減し業界をリードする小型パッケージで提供されています。

Nexperiaは数十年間にわたって世界のリーディング企業に製品を供給してきた実績を持っており、アジア、欧州、米国で12,000名を超える従業員を雇用しています。NexperiaはWingtech Technology Co., Ltd.(600745.SS)の子会社であり、広範なIPポートフォリオを有し、IATF 16949、ISO 9001、ISO 14001、ISO 45001の認証を取得しています。

Nexperia: Efficiency wins.

  

  

  

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