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スズキ財団「第3回やらまいか大賞・特別賞」を決定

2023年2月17日

  

スズキ財団「第3回やらまいか大賞・特別賞」を決定
~スズキ財団創立40周年記念顕彰事業~

  

公益財団法人スズキ財団は2月17日、「第3回やらまいか大賞・特別賞」を決定しました。
「やらまいか大賞」および「やらまいか特別賞」は、スズキ財団の創立40周年を記念して2020年度に創設し、わが国の機械工業技術の更なる発展を目的とし、「何事もまずはやってみよう」という「やらまいか精神」で常に意欲的に挑戦し、優れた功績を上げた研究者を顕彰する事業です。

「やらまいか大賞」は、国民生活用機械等の生産・利用・消費に係る科学的研究に関する発展に顕著な功績のあった研究者について顕彰し、「やらまいか特別賞」は、過去においてスズキ財団の科学技術研究助成及び課題提案型研究助成を受けたものの中から、その成果が将来に渡り、顕著である研究者について顕彰します。
本事業は年一回実施し、大賞受賞者には賞状及び金杯、副賞として1000万円、特別賞受賞者には賞状及び金杯、副賞として300万円を贈呈します。

第3回「やらまいか大賞」および「やらまいか特別賞」は、2022年3月8日から5月31日まで募集を行い、審査委員会の審査を経て、2023年2月17日にスズキ財団理事会にて受賞者を決定しました。

  

第3回「やらまいか大賞」・「やらまいか特別賞」について

1)やらまいか大賞
受賞者 慶応義塾大学 名誉教授 清水 浩(しみず ひろし)氏
受賞名 環境問題解決に向けた自動車の電動化技術への貢献
顕彰理由 清水浩氏は、電気自動車の環境問題解決の可能性に着目して、電気自動車が全く注目されていない時期から、何事もまずはやってみようという「やらまいか精神」で電気自動車をゼロから設計しました。そして、新しい車体構造と要素技術を注ぎ込むことで電気自動車の研究をリードし、この領域における技術の発展及び研究者と技術者の輩出に大きく貢献されました。
2)やらまいか特別賞
受賞者 東京大学 教授 深尾 隆則(ふかお たかのり)氏
受賞名 自動運転技術の開発と農業機械への応用
顕彰理由 深尾隆則氏は、スズキ財団が2012年度に研究助成した「交通事故回避・低減のための環境認識と回避制御システムに関する研究」の成果を軽自動車の衝突回避技術に発展させました。そして、この研究成果を基にして「やらまいか精神」を発揮して、農業用運搬トラックの無人運転技術にも取り組み、自動運転技術を担う多くの人材の育成と輩出に貢献されました。

  

  

  

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