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令和4年度厚生労働大臣表彰「卓越した技能者の表彰(現代の名工)」を3名が受賞【日産自動車】
2022年11月14日
令和4年度厚生労働大臣表彰「卓越した技能者の表彰(現代の名工)」を3名が受賞
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は14日、座間事業所 車体技術部車体設備製作課の小山内 俊文、栃木工場 第一製造部車体課の野澤 威彦、さらに、同社の生産子会社である日産自動車九州 工務部工務課 豊田 辰雄の3名が、令和4年度厚生労働大臣表彰「卓越した技能者の表彰(現代の名工)」を受賞したと発表しました。
受賞理由は次の通りです。
座間事業所 車体技術部車体設備製作課 小山内 俊文(おさない としふみ)
昭和63年に入社以来34年間、国内外各工場の車体生産設備製作から設置までの業務に従事し、車体生産設備全般の知識とこれまでの経験を積み重ね、卓越した技能を有しています。特に、メカトロニクス電気調整技能が優れており、北米での新型車生産ライン立ち上げにおいては、シーケンス図面から的確かつ迅速に設備動作を理解・解析し、様々な課題をクリアし早期生産立ち上げに貢献しました。人財育成面においても、基礎・応用技能訓練を凝縮した技能道場の設立をはじめ、自らのメカトロニクス技能五輪選手の経験をもとに、選手及び指導員を育成し、全国大会金賞や国際大会優勝など数多くの功績を残し、後進の育成や技能伝承に尽力しています。
栃木工場 第一製造部車体課 野澤 威彦(のざわ たけひこ)
昭和50年に入社以来43年間、車体板金業務に従事し、自らが得た経験と知識・技能を活かし、平成11年(1999年)に車体課の外観に関わる工程の監督者(工長)に任命されました。車体に使用する素材変更など生産条件も大きく変化する時代の中、新車試作から工場生産へ移行する過程で多くの新車に携わり、外観品質や造形へのフィードバックなどを繰り返し、品質を確保した納期通りの新車立上げに貢献しています。また、社内外を問わず人財育成に取り組み、幅広い経験、知識・技能を活かして、次世代を担う技能者育成に大きな貢献をしてきました。
日産自動車九州 工務部工務課 豊田 辰雄(とよだ たつお)
昭和57年に入社以来40年間、設備保全業務に従事し、自動車生産設備の多種多様な機械設備のメンテナンスにおいて卓越した技能を有し、機械系国家技能検定一級を三職種で取得するほか、仕上げ高度熟練技能者にも認定されました。特に、高精度を要する加工設備に対し、劣化した設備を再生させる高技能を活かして、後輩技能者への指導を兼ねた実践型教育(分解組付、精度出し等)を実現させ、技能伝承に貢献しています。また、機械保全機械系作業職種では、国家技能検定委員を10年間務め、社内外問わず技能者育成に尽力しています。
以上
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