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日本建設工業株式会社 水素発電実証モデル設備に 水電解式水素発生装置「HHOG」を納入【神鋼環境ソリューション】

2022年8月4日

  

日本建設工業株式会社 水素発電実証モデル設備に
水電解式水素発生装置「HHOG」を納入

~グリーン水素を水素ステーション、燃料電池へ供給~

  

 株式会社神鋼環境ソリューション(本社:神戸市中央区、社長:佐藤幹雄)は、ヤマト・H2Energy Japan株式会社(本社:大阪市淀川区、社長:平瀬育生)を通して日本建設工業株式会社(本社:東京都中央区、社長:山﨑智彦)関東総合センター(千葉県市原市)の水素発電実証モデル設備に水電解式高純度水素発生装置「HHOG」(以下、HHOG)を納入しました。

 この度納入したHHOGでは、日本建設工業株式会社関東総合センターの敷地内にある太陽光発電の電力を利用してグリーン水素を製造します。製造された水素は、敷地内の水素ステーション(燃料電池フォークリフト、燃料電池自動車用)および燃料電池に供給されるとともに、災害時、周辺住民への電力供給を通じ地域に貢献できる設備となっています。

 この設備は、日本建設工業株式会社が自社敷地内でグリーン水素を製造、水素を供給するインフラ整備を行い、水素を製造・貯蔵・運搬する地域水素サプライチェーンの社会実装を目的に実証するもので、7月13日に竣工し稼働を開始しております。

 当社は、1993年にHHOGを開発・商品化し、これまで電子産業、金属熱処理の工業ガス用途や水素エネルギー用途に約220基の納入実績を有します。近年、2050年カーボンニュートラルに関連して、再生可能エネルギーを利用して水電解で製造される水素は「グリーン水素」として注目されており、当社のHHOGへの期待も大きくなっております。

 神鋼環境ソリューションは、「今を越える発想で、健やかな環境と暮らしを次世代へ」をミッションとする中で、今後も、これまで培ってきた技術力、経験を駆使し、次世代エネルギーとして期待される水素を利活用した取り組みを積極的に進め、低炭素化社会の実現に貢献できるよう邁進してまいります。

  

【納入設備 概要】
名称 :水電解式高純度水素発生装置(HHOG)
    (固体高分子電解質膜を利用して純水を電気分解する方式(PEM式))
型式 :CH-10D
能力 :水素供給量 10Nm3/h、水素供給圧力 0.82MPa、水素純度 99.999%、水素露点 -70℃(大気圧下)



水素発電実証モデル設備 


HHOG CH-10D

  

以上

  

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○お問い合わせ先
株式会社神鋼環境ソリューション 総務部 TEL(078)232-8018

  

  

  

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