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EVや持続可能な技術への資金調達を可能とするサステナブル・ファイナンス・フレームワークを策定【日産自動車】
2022年8月2日
日産自動車、EVや持続可能な技術への資金調達を可能とする
サステナブル・ファイナンス・フレームワークを策定
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、次世代の電動車やバッテリー、環境技術、新しいモビリティ・サービスなどへの資金調達を可能とする「日産自動車・販売金融子会社 サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」を策定したと発表しました。
日産は本フレームワークを活用して、サステナビリティを推進するために必要な資金を調達し、よりクリーン、安全、インクルーシブな世界の実現に向けた取り組みを強化していきます。本フレームワークで調達した資金は、再生可能エネルギーの利用、クリーンな生産システム、EV用の充電インフラ、バッテリーの二次利用、自動運転技術などの幅広いプロジェクトで活用される予定で、日産は本フレームワークを通じて資金調達を受ける事業分野や各プロジェクトの適格基準も公表しました。
なお、本フレームワークは、グリーンボンド原則(GBP)2021、ソーシャルボンド原則(SBP)2021、及びサステナビリティボンド・ガイドライン(SBG)2021、並びにグリーンローン原則2021、及びソーシャルローン原則2021に適合しており、その適合性については、環境・社会性・ガバナンス(ESG)に関する独立した調査会社であるサステイナリティクスより、外部評価*を取得しています。
日産はコーポレートパーパス「人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける。」の実現に向け、サステナビリティを事業の中核として位置づけ、グローバルな事業活動を通じて企業として成長し、社会が直面する諸課題の解決に貢献することを目指しています。今後も日産は、サステナビリティの推進を通じて、ステークホルダーの皆さまに優れた価値を提供し、持続可能な社会の発展に貢献していきます。
*本フレームワークについて
https://www.nissan-global.com/JP/IR/STOCK/SUSTAINABLE_FINANCE/
*サステイナリティクスによるセカンドパーティ・オピニオンについて
https://mstar-sustops-cdn-mainwebsite-s3.s3.amazonaws.com/docs/default-source/spos/nissan-and-nissan-sales-finance-affiliates-sustainable-finance-framework-second-party-opinion-(2022)-japanese.pdf?sfvrsn=9177229f_1
調達資金の使途
日産自動車が調達する場合
適格事業区分 | 適格基準 |
グリーン | |
クリーン輸送 | ゼロエミッション車(BEV等)の車両・構成部品 |
CO2排出量 (スコープ1・2)削減 |
再生可能エネルギーへの投資・電力調達 |
製造過程におけるエネルギー効率の改善 | |
環境に配慮した生産 | 持続可能な水・廃水管理 |
廃棄物管理と循環経済 | |
サステナビリティ(グリーン/ソーシャル) | |
EV社会実現のためのインフラ整備 | ゼロエミッション車(BEV等)の充電設備・ リユース・リサイクル等の推進 |
Vehicle-to-Everything(V2X) | Vehicle-to-Everything(V2X)/ エネルギー貯蔵システム(ESS)としてのBEVバッテリーの活用 |
自動運転関連技術 (先進安全技術/運転支援技術等) |
よりクリーンかつ安全で持続可能なモビリティ実現に向けた自動運転関連技術 |
MaaS | クリーンMaaS(ゼロエミッション車や低炭素車を使用したサービス) |
過疎地域や被災地等、交通アクセスが限定的な地域で展開するMaaS(浪江町、プルースイッチ) |
販売金融子会社が調達する場合
適格事業区分 | 適格基準 |
グリーン | |
クリーンな交通 | ゼロエミッション車(BEV等)・低炭素車(HEV等) |
以上
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