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NexperiaとKYOCERA AVX Components Salzburg、 GaN車載パワー・モジュールに関するパートナーシップについて合意
2022年5月19日
NexperiaとKYOCERA AVX Components Salzburg、
GaN車載パワー・モジュールに関するパートナーシップについて合意
実績のあるGaN技術メーカーと革新的なパッケージ技術メーカーが協力
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必要不可欠な半導体のエキスパートであるNexperia（本社：オランダ、ナイメーヘン）は車載業界向けの先進的な電子部品を提供する国際的なリーディング・サプライヤであるKYOCERA AVX Components (Salzburg) GmbHと窒化ガリウム（GaN）車載パワー・モジュールに関するパートナーシップを発表しました。今回のパートナーシップ合意は今後両社の間で長期にわたる緊密な関係構築の次の一歩となるものであり、電源部品の電気自動車（EV）向けGaNアプリケーションの共同開発を目的としています。
乗用車の電動化に伴い、高い電力密度での効率的な電力変換を可能にするパワー半導体への需要が増大しています。高耐圧パワーGaN FETと革新的なパッケージ技術の組み合わせにより、効率と電力密度の向上、システム・コスト削減のニーズへの対応が可能になります。GaNパワー・デバイスはそうしたアプリケーションにおいて優れた性能を発揮するだけでなく、複数の市場セグメントにおける広範なアプリケーションに対応する主要技術として期待される信頼性、堅牢性、製造性も提供します。Nexperiaは自社設備を使いGaNデバイスを製造しています、その際、成熟した製造技術を採用し、AEC-Q101認証を実現するなど、デバイスの最も高度な信頼性要件への対応で高い評価を受けています。
KYOCERA AVX Components (Salzburg) GmbHのセンシング・コントロール担当デピュティ・バイス・プレジデントのThomas Rinschede氏は次のようにコメントしています。「両社間の長期にわたるすばらしい関係がついに本格的なパートナーシップに発展し、高品質な車載用モジュールを提供することで、KYOCERA AVXの戦略を推進できることを非常に嬉しく思います。Nexperiaは高性能GaNを提供可能な信頼できるパートナーであり、車載市場向けデバイスの生産において高い実績を持っています」。
Nexperiaのバイス・プレジデント兼GaN担当ゼネラル・マネージャーのCarlos Castroは次のようにコメントしています。「GaNデバイスはEVアプリケーションに電力密度と効率性の向上、総システム・コストの削減など、多くのメリットをもたらします。しかし、GaNデバイスのメリットを最大限に活かすには、特に高出力システムでは最適化されたパッケージ技術が必要です。NexperiaはKYOCERA AVXが車載業界において先進的な技術製品と市場をリードする地位を確立していることを高く評価しており、GaN車載パワー・モジュール開発におけるパートナーシップによって両社が優れたEVパワー・システム・ソリューションをお客様に提供できるものと信じています」。
Nexperia GaN FETの詳細についてはhttps://www.nexperia.com/gan-fets をご覧ください。
Nexperiaについて
Nexperiaは世界ですべての電子設計に求められる必要不可欠な半導体やコンポーネントの量産のエキスパートとして、世界をリードしています。Nexperiaはダイオード、バイポーラ・トランジスタ、ESD保護デバイス、MOSFET、GaN FET、アナログ/ロジックICなどの広範な製品ポートフォリオを提供しています。本社はオランダのナイメーヘンで、年間製品出荷数は1,000億を超えており、各製品は自動車業界が設定した厳格な基準に適合しています。Nexperiaの製品はプロセス、サイズ、消費電力、性能の面で効率のベンチマークとして高い評価を得ており、貴重な電力とスペースを節減し業界をリードする小型パッケージで提供されています。
Nexperiaは数十年間にわたって世界のリーディング企業に製品を供給してきた実績を持っており、アジア、欧州、米国で12,000名を超える従業員を雇用しています。NexperiaはWingtech Technology Co., Ltd.（600745.SS）の子会社であり、広範なIPポートフォリオを有し、IATF 16949、ISO 9001、ISO 14001、ISO 45001の認証を取得しています。
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