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自走式ロボット「TRanbo-7」を新発売【川崎重工業】
2022年6月14日
自走式ロボット「TRanbo-7」を新発売
自走式ロボット「TRanbo-7」 |
TRanbo-7稼働イメージ |
川崎重工は、工場内の工程間搬送を自動化する自走式ロボット「TRanbo-7」を2022年6月15日から国内で販売開始します。
製造現場では、慢性的な労働力不足の解消や生産性向上を目的として、工程間搬送など単純作業を自動化するニーズが高まっています。 今回新発売する「TRanbo-7」は、当社製小型汎用ロボット「RS007L」に自社開発の走行部を組み合わせたパッケージ商品で、JIS規格で推奨される工場通路幅800mmを走行できるスリムなボディを実現しています。装置への加工品や部品のセット作業（ロード/アンロード）、保管棚からの部品のピッキングなどに活用可能です。また、人に接近する距離によって、低速走行への切り替えから停止、走行再開などを自動で行い、作業場所への移動後は、コントローラの内蔵ビジョンを使うことで走行部の停止位置を補正して作業することが可能です。
なお、「TRanbo-7」の実機を2022年6月15日(水)～17日(金)に東京ビッグサイトで開催される 第23回実装プロセステクノロジー展（JISSOPROTEC）の当社ブースにて展示する予定ですので、ぜひ会場でご覧ください。
１．特長
◆スリムなボディ設計と高い走行性能
JIS規格で推奨される工場通路幅800mmに対応するスリムなボディ設計により、狭い通路も走行できます。また、狭い工場内の移動に不可欠な旋回（進路変更）が可能で、既存の通路の走行を最小限のレイアウト変更で実現することが可能です。
◆サイクル中に自動で充電可能な非接触充電（オプション）
非接触充電もオプションで選択可能です。走行コースの中に充電ステーションを組み込むことでサイクル中に自動で充電することが可能となり、長時間の運用が実現できます。
◆アーム部と走行部を1つのコントローラで制御
1つのティーチペンダントでアーム部も走行部も操作可能です。シンプルな機器構成と低コスト化を実現しています。
２．主要諸元
| 商品名 | 自走式ロボットTRanbo-7 |
| 走行部寸法 | 830mm (L) x 612mm (W) x 900mm (H) |
| 最大走行速度 | 1,000mm/s |
| アーム可搬質量 | 7kg |
| 走行部積載可能質量 | 20kg |
| コントローラ | F60 |
| 誘導方式 | 磁気誘導方式 |
３．製品動画
工場内工程間搬送の自動搬送システム TRanbo-7
https://www.youtube.com/watch?v=guroU2kjmJQ
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