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高精度3次元地図データが自動車開発シミュレーションソフトに採用【ダイナミックマップ基盤】

2022年5月10日

  

高精度3次元地図データが自動車開発シミュレーションソフトに採用
~首都高速都心環状線の道路環境を忠実に再現~

  

ダイナミックマップ基盤株式会社(代表取締役社長CEO: 吉村 修一、以下「当社」)が保有する首都高速都心環状線(以下、「C1」)の高精度3次元地図データ(HDマップ)が、株式会社バーチャルメカニクス(代表取締役社長: 滝田 栄治、以下「VMC」)が販売する自動車開発シミュレーションソフト「CarSim」に採用されました。これにより、複雑でかつ顧客ニーズの大きいC1を対象としたよりリアルな車両シミュレーション環境を再現することが可能になりました。

C1のHDマップイメージ

CarSimは、全世界30社以上の車両メーカー、100社以上の部品メーカー、150以上の研究・教育機関で利用されており、業界標準のソフトウェアとして車両運動CAE業界をリードしています。各種車両諸元(パワートレイン、サスペンション、タイヤなど)、運転条件(マヌーバ、アクセル、ブレーキ、ハンドル、シフト操作など)、環境条件(路面形状、摩擦など)をパラメータや特性値で設定することで、車両運動の解析・評価を簡単に行うことができるシミュレーションソフトウェアです。

当社が保有する全国の高速自動車専用道路のHDマップを、CarSimに搭載することによって、実車走行に近い環境で、運転条件、環境条件を設定し、車両運動の解析・評価が可能となります。
今回対象とする道路は、複雑でかつ顧客ニーズの大きいC1の往復約29.6kmです。 今後は一般道を含め、対象道路を順次拡張してまいります。

官民ITS構想・ロードマップで目標とされている2025年の高速道路におけるレベル4の自動運転実現へ向け、自動運転技術の開発がますます加速しています。 VMCと当社は、実在道路情報が搭載された自動車開発シミュレーションソフトウェアの提供を通じて、車両設計の効率化・品質向上に寄与し、ADAS(先進運転支援システム)の電子制御システム開発をサポートすることで、より安全で快適な自動運転時代に貢献してまいります。

なお、2022年5月25日(水)~2022年5月27日(金)まで、パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」において、CarSimサンプルをご体感いただけますので、VMCブースにぜひお立ち寄りください。

  

<ダイナミックマップ基盤株式会社について>
設立:2016年6月
本社:東京都中央区
代表者:吉村 修一
事業内容:自動運転・ADASをはじめ多様な産業を対象とした高精度3次元データの提供
企業URL: https://www.dynamic-maps.co.jp/

<株式会社バーチャルメカニクスについて>
本社:名古屋市中区
代表者:滝田 栄治
事業内容:シミュレーションツールの企画、開発、輸入、販売
シミュレーションツールの技術サポート
企業URL: https://vmc.jp/

  

  

  

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