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リチウムイオンキャパシタ・リチウムイオン電池用「タブリード」を開発【双葉電子工業】
2022年4月25日
リチウムイオンキャパシタ・リチウムイオン電池用「タブリード」を開発
リチウムイオンキャパシタ(LiC)・リチウムイオン電池(LiB)用「タブリード」を開発。
これまで当社は、車載向けデバイスとしてタッチセンサーや有機ELディスプレイおよびLiC・LiB向けのラミネートフィルム成形加工や金型用器材を多くのお客さまに供給。そこで培った技術を応用し、長寿命かつ高い信頼性を有する「タブリード」を開発。2022年4月より量産開始。
当社は、新たにリチウムイオンキャパシタ(LiC)・リチウムイオン電池(LiB)用「タブリード」を開発いたしました。
タブリードは、ラミネート型LiC・LiBの内部から電気を取り出すための端子です。世界各国においてカーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの利用やEVへのシフトが加速するなか、LiC・LiBの市場拡大に合わせてタブリードの需要が急拡大しています。
これまで当社は、車載向けデバイスとしてタッチセンサーや有機ELディスプレイおよびLiC・LiB向けのラミネートフィルム成形加工や金型用器材を多くのお客さまに供給してまいりました。そこで培った技術を応用することで、長寿命かつ高い信頼性を有するタブリードの開発を実現しました。なお、2022年4月より量産を開始します。
高容量・高出力化と高い安全性が求められるLiC・LiB市場の要望に応えるため、今後も開発を進めると共に標準ラインナップの拡充に努め、お客さまの製品開発およびSDGsの目標*実現に向けて取り組んでまいります。
*SDGs目標7:すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能で近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
タブリード製品 |
【特長】
①当社独自のリード被膜処理およびシール材料により長寿命と高い信頼性を実現
・耐電解液性 :672hでシール密着強度 8N/cm以上
・封止性 :リードバリ・シール空隙なし
・シール絶縁性 :2種3層シール(密着層/耐熱層/密着層)で絶縁層と密着性を両立
②特殊形状対応
・L字形状、穴あき、リード厚型、L字などの特殊形状に対応
③品質保証
・二次元コードを印字し、品質解析ソフトによるトレーサビリティ管理を実施
材質 | 被膜 | t(mm) | W(mm) | L(mm) | |
正極 | AL A1050-H24 |
非クロム系 表面処理 |
0.2~0.5 | 15~70 | 30~100 |
負極 | Ni-Cu C1020-1/2 H |
非クロム系 表面処理 |
0.2~0.5 | 15~70 | 30~100 |
シール | 構成:PP/耐熱PP/PP | 構成:PP/耐熱PP/PP | 0.15 | 5~20 | リード幅 片側 +2~5 |
仕様 |
試験項目 | 試験方法 | 特性 |
耐電解液性 | 水分1,000ppm添加 85℃-672h |
シール/リード間密着強度 ≧8N/cm |
高温放置 | 90℃-2400h(100日) | シール/リード間密着強度 ≧15N/cm |
熱衝撃 | -40℃(15min)~70℃(15min) ×800cycle |
シール/リード間密着強度 ≧15N/cm |
双葉電子工業株式会社
https://www.futaba.co.jp/
双葉電子工業_タブリード製品HP
https://www.futaba.co.jp/product/tab_lead
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