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3D-LiDAR、GNSS、カメラ、ミリ波レーダーを統合 Ground Truth System「RS-Reference」販売開始【ZMP】

2022年4月21日

  

3D-LiDAR、GNSS、カメラ、ミリ波レーダーを統合
Ground Truth System「RS-Reference」販売開始

  

‐ADAS・自動運転におけるセンシングシステムのリファレンスに‐

株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は本日より、Robosense社製のマルチセンサーフュージョンシステム「RS-Reference」の販売を開始致します。



RS-Reference 車載イメージ

自動運転/ADAS開発において必要となるレーダーやカメラといった周辺環境認識のための各種センサー開発は、評価のためのリファレンスデータの取得が求められます。

本製品は、128レイヤー3D-LiDAR「RS-Ruby」、RTK-GNSSセンサー、オンボードプロセッサー、オフライン処理用サーバー、車載用ブラケットと物体検出・各種センサー同期を実施するソフトウェアから構成された計測システムです。オプションで車両側面の死角部分をカバーする「RS-BPearl」をサイドに2個、単眼カメラを6個、ミリ波レーダーも取付け可能です。センサー部はルーフ上に取り付ける形式のため車体改造なしでご利用いただけます。ソフトウェアには、リアルタイムに出力データを表示可能なビジュアライザーや評価時に使用するプレイバック機能なども含まれています。本製品は、ADAS・自動運転開発における各種センサーのパフォーマンス評価にご利用いただけます。

販売価格は標準の構成で2,580万円(税別)で、本日より受注を開始致します。車両への取り付けや、ソフトウェア活用のためのオンラインサポートサービスなども別途有償にてご提供致します。



出力データアウトプットイメージ 複数車線道路


出力データアウトプットイメージ トンネル内

【Ground Truth System「RS-Reference」製品ページ】
https://www.zmp.co.jp/products/sensor/3d-lidar/rslidar/rs-reference

【Ground Truth System 「RS-Reference」パッケージ構成】
<標準パッケージ>
RS-Ruby×1、RTK-GNSSセンサー、RTKアンテナ、ルーフ取付用ブラケット一式、CANカード、オンボードプロセッサーユニット、オフライン処理用サーバー、モバイルストレージ、ディスプレイ、マウス、キーボード

<オプションセンサー>
RS-BPearl×2、単眼カメラ×6、ミリ波レーダー
<オプションサービス>
オンラインサポートサービス

【標準パッケージ仕様概要】
主要センサー

RS-Ruby    RS-BPearl
RS-BPearl
レイヤー数
128
32
ビーム波長
905mm
905mm
レーザークラス
Class 1
Class 1
計測精度
±3cm(typical)
±3cm(typical)
計測距離
200m(10% object reflectivity)
100m(30m @10%米国NIST基準)
死角距離
≦0.4m
≦0.1m
垂直方向視野角
+15°~-25°(40°)
90°
垂直方向分解能

minimum 0.1°

2.81°
水平方向視野角
360°
360°

水平方向分解能

0.2° to 0.4°(10Hz-20Hz)

0.2°/0.4°
回転速度
600/1200rpm(10/20Hz)
600/1200rpm(10/20Hz)
本体寸法
H:148.5mm×Φ:166mm
H:111mm×Φ:100mm
本体重量
3.7kg(without cabling)
~0.92kg(without cabling)
動作温度
‐40℃~+60℃
-30℃~+60℃
防水・防塵対応
IP67
IP67

※物体検出アルゴリズムや各センサーフュージョンアルゴリズムはRobosense社製となり、性能や精度などはメーカー性能に準じます。

【販売価格】
Ground Truth System 「RS-Reference」標準パッケージ:2,580万円(税抜)
※構成や為替の変動により価格変更となる場合がございます。
※オプション等の詳細はお問合せください。

【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます

  

  

  

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