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ボーイング787型機の中央翼生産累計機数100機を達成【富士重工業】

2012年9月7日

富士重工業は、ボーイング民間航空機会社(米国ワシントン州シアトル、レイモンド L. コナー、ボーイング・カンパニー エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼民間航空機部門社長兼CEO以下「ボーイング社」)向けに、ボーイング787型機ドリームライナー100号機の中央翼を8月28日に出荷しました。

富士重工業は中央翼の設計と製造を担当し、航空宇宙カンパニー半田工場(愛知県半田市)にて製造しています。中央翼は、胴体と主翼を結合する機体構造上の要であり、また製造工程上も機体組立の起点となる非常に重要な部位です。

ボーイング787型機は、最新の中型旅客機で、軽量で強度に優れる複合材(炭素繊維素材)の多用により、大型旅客機並みの航続距離と従来の中型旅客機に比べ20%の燃費向上を実現しています。

ボーイング787型機は、2013年に月産10機への増産が予定されており、富士重工業はボーイング787型機の派生型である胴体延長型機(787-9)の生産開始への対応とともに今年7月、半田工場に中央翼組立ラインを増設しました。

富士重工業はボーイング787型機の他、777型機など多くのボーイング機製造に参画しています。今後もボーイング社との良好な関係を維持し、自社の技術をさらに磨くことで、航空機産業において世界的に存在感のある確固たる地位を築くよう努めていきます。


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