ニュース
日産自動車、2022年度初頭より従業員向けに実質再生可能エネルギー100%電力を販売
2021年12月22日
日産自動車、2022年度初頭より従業員向けに実質再生可能エネルギー100%電力を販売
ライフサイクルでのEV脱炭素化に向けた取り組みを開始
日産自動車株式会社（本社：神奈川県横浜市西区、代表執行役社長兼最高経営責任者：内田 誠）は、22日、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、実質再生可能エネルギー100%電力を日産自動車従業員に向けて販売を開始する、と発表しました。
まず、2022年度初頭より、関東圏に居住している日産自動車従業員に向けて、実質再生可能エネルギー100%電力の提供を開始いたします。併せて、EVを活用した実証実験の結果などを踏まえて、将来的にEVを活用した魅力的な電力プランを「 日産リーフ日産リーフ」や「 日産アリア日産アリア」などのEVをはじめとする日産車をお使いのお客さまに向けて提供すべく、最適なビジネスパートナーの選定を含めた検討を開始します。
日産は、2019年よりEVユーザーの自宅充電を推奨するために、一部の日産販売会社において電力の代理店販売を行っています。また、将来のEVを軸としたエネルギーマネジメントの活用を鑑み、電力会社などと共に、各種のEV活用実証実験も実施しています。
今回の取り組みは、EV先駆者である日産自らが、EVの生産、販売だけに留まらず、ライフサイクルを通して脱炭素化に向けた一歩を踏み出すものです。搭載する大容量バッテリーの蓄電能力を活かした再生可能エネルギー電力活用のビジネスモデル構築など、包括的な活動を通して、カーボンニュートラルの実現に向けて推進していきます。
日産は、2050年度までに製品のライフサイクル全体でカーボンニュートラルを実現する目標を掲げ、開発・生産・販売などあらゆる方面でゼロ・エミッションに取り組んでいます。また、先日11月29日には、環境問題や社会課題、そして変化するお客さまのニーズに対応し、よりクリーンで安全、インクルーシブな、誰もが共生できる社会の実現と、真に持続可能な企業となることを目指す長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表し、電動化を戦略の柱とし、今後10年間で数多くのワクワクする電動車とイノベーションを提供し、グローバルに事業を拡大していくことを掲げました。
日産は、電動化をビジネスの中核に据え、これまでに培ってきた経験をいかし、日産にしか成し得ない革新的で包括的なアプローチにより、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速させてまいります。
以上
日産自動車株式会社 ホームページはこちら
