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お客様に最適商品をより早く提供するため、中型トラックのメーカー完成車「VQ」のラインアップを拡充して発売【日野自動車】

2021年12月20日

  

お客様に最適商品をより早く提供するため、
中型トラックのメーカー完成車「VQ」のラインアップを拡充して発売、
古河工場でシャシから架装まで一貫生産

  

 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡、以下 日野)は、大中型トラックのメーカー完成車「VQ」のウイングバン(以下 VQウイング)のラインアップを大幅に拡充し、中型トラックを1月13日に発売します。これに合わせて、古河工場内に新設した架装工場の稼働を開始し、日野と日野グループの架装メーカーである株式会社トランテックス(本社:石川県白山市、社長:原田泰彦、以下 トランテックス)がシャシから架装までを同一敷地内で一貫生産します。これにより、お客様のニーズに最適な商品をより早くお届けいたします。

※メーカー完成車:
トラックメーカーがキャブ(運転台)・シャシから荷台の架装までを一括して企画し、標準的な仕様で計画生産する商品。一方、オーダー車両の場合は、トラックメーカーが生産したキャブとシャシに、架装メーカーがお客様の要望に合わせて荷台を設計・架装する

 このたびVQウイングに、お客様からのニーズが高いボデー仕様とオプションを追加設定しました。これにより、メーカー完成車としてラインアップするシャシとボデーの組み合わせパターンが現行比で約3倍に拡大、現在国内で販売している大中型ウイングバンのバリエーションの約7割をメーカー完成車でカバーできるようになります。

 従来は、シャシを古河工場(茨城県古河市)で生産しトランテックスの本社工場(石川県白山市)で架装、その後お客様のニーズに応じて二次架装等で仕上げていましたが、今回発売するVQウイングは古河工場内でシャシから架装までを一貫生産し、架装部分はトランテックスが担います。同一敷地内で生産を連動させ効率化を図り、拠点間の車両陸送も不要となるため、商品の納期短縮を見込んでいます。ウイングバンの最適生産を追求した新架装工場は1月6日に稼働開始予定で、まずはVQウイングの中型トラック生産から開始します。

 日野は、豊かで住みよい持続可能な社会の実現を目指して、中期経営戦略「Challenge2025」において「安全・環境技術を追求した最適商品の提供」「最高にカスタマイズされたトータルサポート」「新たな領域へのチャレンジ」の3つの方向性で取り組んでいます。今後もお客様のニーズに最適な商品をより早く提供してまいります。

■「VQ」ウイングバン 車両イメージ
■東京地区希望小売価格(車両総重量8t 代表車型)
■架装工場の外観・生産ライン

■架装工場の概要
 事業主体 : 株式会社トランテックス(資本構成:日野自動車100%)
 建屋面積 : 約15,600m2
 生産品目 : ウィングバン完成車、平ボデー完成車
 生産能力 : 約6,000台/年
 稼働開始 : 2022年1月6日
 従業員数 : 約300名

  

以上

  

  

  

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