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FIM世界ラリーレイド選手権 開幕戦 ダカールラリー2022参戦体制について【本田技研工業】

2021年12月10日

  

FIM世界ラリーレイド選手権 開幕戦 ダカールラリー2022参戦体制について

  

 Hondaは、2022年1月2日よりサウジアラビアで開催される、FIM※1世界ラリーレイド選手権の開幕戦 ダカールラリー(Dakar Rally)2022に、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)のワークスチーム※2「モンスター・エナジー・ホンダ・チーム(Monster Energy Honda Team)」で参戦し、3年連続での二輪車部門の総合優勝をめざします。

 2022年のモンスター・エナジー・ホンダ・チームは、パブロ・キンタニラ(Pablo Quintanilla)選手が新たに加入し、リッキー・ブラベック(Ricky Brabec)選手、ホセ・イグナシオ・コルネホ(José Ignacio Cornejo)選手、ジョアン・バレーダ(Joan Barreda)選手の4名体制で参戦し3連覇に挑みます。2022年も皆さまからの熱いご声援をお願いいたします。

※1 FIMとは、Fédération Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称
※2 ワークスチームとは、マシンを製造しているメーカーが運営しているチーム。HondaではHRCが運営するチーム



リッキー・ブラベック選手


パブロ・キンタニラ選手


ホセ・イグナシオ・コルネホ選手


ジョアン・バレーダ選手

  

モンスター・エナジー・ホンダ・チーム リッキー・ブラベック選手
「2021年はあと少しのところで勝てたと思いますが、大きなハプニングが2回あったため、最後までリカバリーできませんでした。2022年に向けて今年は、どこからトレーニングを始めたらいいかわかっていますし、どこに向かうのかもわかっています。トレーニングの結果が楽しみです。無論、どのHondaライダーとしてもダカールがゴールです。今回のチームは4名とも実力も強さも自信もあります。自分が優勝したいのですが、もちろん他のチームメイトも勝とうとします。1台のHondaが勝てば、もしくは2台や3台が勝てば、または一人でも表彰台に立てれば、チームとしての努力であり勝利です。全体的に、我々の目的は、またダカールで優勝することです」

モンスター・エナジー・ホンダ・チーム パブロ・キンタニラ選手
「チームの一員となれたことは大変嬉しく、また胸が躍っています。前回のダカールで優勝したチームの一員となれたことは、大変な光栄です。長年の目的が達成できた思いです。チームの雰囲気は最高です。ライダー同士や、メカニックや他のスタッフの方との関係も素晴らしく、一員となれて嬉しく思います。もちろん優勝したいです。でも大事なのは、勝てるためのスキルやペースを上げることです。大きなチームが後ろ盾になっていることは、自分にとって大事なことです。レースに向けて自分で準備できることもありますが、正しいチームやスタッフやバイクも必須です。勝ちたいです。優勝するために準備します。いつものように、ベストを尽くします。毎日、毎ステージで全力を尽くします。そして夢が叶うことを祈っています」

モンスター・エナジー・ホンダ・チーム ホセ・イグナシオ・コルネホ選手
「プライベートチームで参加した時が本当のプレッシャーでした。プロになるために苦労しました。リソースはありませんでした。でも、HRCのプロのライダーになった今、楽しいです。夢が叶いました。世界で一番重要なレース、ダカールで優勝を目指します。全くプレッシャーは感じていません。もっとレースはあるかと思いましたが、パンデミックのせいでキャンセルされたり延期されたりと、通常の一年ではありませんでした。でも去年よりは良かったです。テストもトレーニングもできて、チームの一員として何回かレースにも出場できました。去年はダカール前には1回しかレースができませんでした。なので今年は間違いなく、去年よりいい一年でした」

モンスター・エナジー・ホンダ・チーム ジョアン・バレーダ選手
「シーズン通してベストを尽くしました。まずはアンダルシアでいい結果が出せました。自分の地元で行われるスペイン・バハにも参戦でき、いい結果もスピードも出せました。いいトレーニングがたくさんできました。今年は、ダカールの2週間目で特に力を入れました。他のレースと違って、長いラリーです。いい準備ができたと思います。みんな、健康面・メンタル面にも気を使ってます。細かい課題もクリアしようとしています。これらがすべて一つになって、いいバイクといいチームもあるので、間違いなくいい結果が出せると思います」

ダカールラリー2022参戦体制

 1979年より開催されているダカールラリーは、「世界一過酷なモータースポーツ競技」と言われています。2020年に開催地を南米から、サウジアラビアに移して開催しています。また2022年からは、FIM世界ラリーレイド選手権の開幕戦として開催されます。

 Hondaは1981年のパリ・ダカールラリー第3回大会から参戦。1986年にNXR750で優勝するとその後1989年まで4連覇を果たしました。1990年からは参戦を休止した後、2013年、当時は南米で開催されていたダカールラリーにCRF450 RALLYで復帰。2020年に復帰後初の総合優勝を獲得し、現在2連覇をしています。

  

  

  

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