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Ansys光学CAEソリューション販売開始のお知らせ【サイバネットシステム】
2021年10月4日
Ansys光学CAEソリューション販売開始のお知らせ
30年以上にわたる光学の知識・経験を活かし、Ansysソリューションを通じてこれからもお客様の光学設計・開発課題解決に貢献します!
サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役 社長執行役員:安江 令子、以下「サイバネット」)は、ANSYS, Inc. (本社:米国ペンシルベニア州、以下「Ansys(アンシス)」)が開発・販売・サポートする光学CAEソリューションの販売および技術サポートを、2021年10月2日から開始しました。
サイバネットはこれまでに培った知識・技能を生かし、Ansys光学CAEソリューションを通じてこれからも国内外のお客様の光学設計・開発課題の解決に貢献いたします。
光学・照明およびVRソリューション
3次元光学解析ソフトウェア「Ansys Speos®(アンシス・スペオス、以下「Speos」)」
「Speos」は、3次元ダイレクトモデラー「Ansys SpaceClaim®(アンシス スペースクレイム)」や、NX※1およびCreo Parametric※2などの3D CAD上で高速な光学設計・解析を可能にするツールです。3D CAD上で光学製品の各部品における光の反射、レンズの曇りや映り込み、また素材による透過具合などの物理現象を正確に定義し、モデル全体の光学性能を高速にシミュレーションできます。これにより、精密さが要求される光学系製品の品質向上および開発期間短縮に寄与します。
さらにAnsys Workbench※3内で他のAnsysソフトウェア※4群と連成させることで、波動光学※5の影響を含んだ光学シミュレーションや光が起因の熱解析シミュレーション、紫外線による殺菌シミュレーションなど様々な物理現象の評価が可能です。
VRソリューション
「Ansys VRXPERIENCE™(アンシス・ブイアールエクスペリエンス、以下「VRXPERIENCE」)」
VRXPERIENCEは、大きく分けて2つのVR評価ソリューションからなります。1つ目は、照明で照らされた空間をまるで現実のようにVR空間で可視化し、見栄えやUX(ユーザー体験)が評価できるソリューションです。2つ目は、ドライビングシミュレーターと連携してヘッドランプや自動運転用センサーの挙動などを仮想環境で評価できるソリューションです。Speosを用いた物理法則に基づく光学シミュレーション結果を利用するため、実際の物理現象に忠実な結果を素早く確認できます。これにより、実試験やプロトタイプ作成の頻度を削減することができ、開発期間やコストの削減が期待できます。
VRXPERIENCEを用いて航空機内部の照明をVR空間で可視化した画像。 左:点灯状態、右:消灯状態(常夜灯のみ点灯) |
Speos、およびVRXPERIENCEの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.cybernet.co.jp/speos/
光(フォトニクス)デバイス設計ソリューション
フォトニクス解析ソフトウェア
「Ansys Lumerical(アンシス・ルーメリカル、以下「Lumerical」)」
Lumericalは、フォトニックデバイスおよびシステムを解析するための統合的なソリューション群です。光ネットワークやその他フォトニクス分野の設計開発現場における現象を解析・把握します。また、PythonやMATLAB®※6とのAPIや独自スクリプト言語を使うことで、ユーザーの環境に合わせた解析の自動化/設計変数の最適化/機能拡張を実現し、試作や再現実験の回数や時間、コストを大幅に削減します。
各種EDA(Electronic Design Automation)ソフトウェアやSpeos、Zemax※7等の幾何光学解析ソフトウェアとの連携機能があるため、製造現場に取り入れやすく、結像光学※8・照明光学系の設計にも利用できるのも特長です。
・デバイス解析ツール「DEVICE Suite(デバイス・スイート)」:一般的な回折格子や光ファイバはもちろん、トレンドのメタレンズ※9、LiDAR※10、マイクロLED※11などの光学デバイスのシミュレーションを行います。電磁光学をベースとした多数の解析ソルバーから構成されているため、多様な形状・サイズ・動作特性を持つフォトニックデバイスの解析が可能です。
・システム解析ツール「SYSTEM Suite(システム・スイート)」:光トランシーバー、5G通信、PIC(光集積回路)などの光システムのシミュレーションを行います。特に解析が困難な、マルチモードファイバ※12や双方向/ マルチパスの伝搬特性を持つ光回路・システムの時間領域・周波数領域でも解析が可能です。
Lumerical DEVICE Suiteを使用した解析例:マイクロLED |
Lumerical SYSTEM Suiteを使用した解析例:光トランシーバー |
Lumericalの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.cybernet.co.jp/lumerical/
アンシス・ジャパン株式会社
カントリーマネージャ 大谷 修造氏のコメント
サイバネットシステムのソリューションラインナップにAnsysの光学CAE製品群が加わることを大変嬉しく思います。自動運転や5G/IIoTの実現に向けた次世代製品開発において光デバイスやフォトニックデバイスのシミュレーションの重要性は増大しています。アンシス・ジャパンは、光学CAEソリューションの分野においてもサイバネットと強固な協力体制を組み、お客様の課題解決に貢献してまいりたいと思います。
サイバネットシステム株式会社
代表取締役 社長執行役員 安江 令子のコメント
サイバネットは36年の長きにわたり、光学系ものづくりを支援してまいりました。また、Ansysソフトウェアについても同様に、長年の販売・サポート経験、知見を持っております(※)。このたびのAnsys光学CAEソリューションの販売・サポート開始に伴い、これまでに得た幅広い知識・経験をもって、アンシス・ジャパンとの協力関係をさらに深め、これからもお客様のビジネス発展に貢献してまいりたいと思います。 ※サイバネットは、国内の代理店では初めて7年連続で「Ansys Elite Channel Partner」の認定を受けております。
Ansys光学CAEソリューション リリースWEBセミナーを開催します
販売・サポート開始に伴い、Ansys光学CAEソリューションリリースWEBセミナーを実施いたします。多くの方のご参加をお待ちしております。
フォトニクス解析ソフトウェアLumericalリリースWEBセミナー
日時 | 2021年 11月 9日 (火)13:30-15:00(定員100名) 11月24日(水)13:30-15:00(定員80名) 12月 1日 (水)10:00-11:30(定員80名) ※3日間とも同内容となります。ご都合の良い日時にお申込み下さい。 |
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開催形式 | オンライン(Web会議システムZoomを用いたWebセミナー) |
対象者 | ・Lumericalを利用した解析に関心をお持ちの方 ・光デバイス、フォトニックデバイス/光電変換デバイス/発光デバイスなどの設計について関心をお持ちの方 ・光通信システム/フォトニック集積回路/光ファイバセンサーについて関心をお持ちの方 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
お申込み | https://www.cybernet.co.jp/optical/seminar_event/seminar/lm_211109 |
3次元光学解析ソフトウェアSpeos & VRソリューションVRXPERIENCEリリースWEBセミナー
日時 | 2021年 11月10日(水)13:30-15:00(定員100名) 11月25日(木)13:30-15:00(定員80名) 12月 2日 (木)10:00-11:30(定員80名) ※3日間とも同内容となります。ご都合の良い日時にお申込み下さい。 |
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開催形式 | オンライン(Web会議システムZoomを用いたWebセミナー) |
対象者 | ・Speos、VRXPERIENCEを利用した解析に関心をお持ちの方 ・照明や光学の開発/設計に従事されている方 ・照明解析シミュレーションに関心をお持ちの方 ・ドライブシミュ―ション(ADAS、自動運転評価、見栄え評価)に関心をお持ちの方 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
お申込み | https://www.cybernet.co.jp/optical/seminar_event/seminar/sp_vrx_211110 |
※ セミナー終了時間等、変更の可能性があります。最新情報はお申込ページにてご確認ください。
注釈
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サイバネットについて
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